嵐と手越祐也 まさかの「同日会見」で大手メディアの“忖度”ぶり | FRIDAYデジタル

嵐と手越祐也 まさかの「同日会見」で大手メディアの“忖度”ぶり

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嵐の会見と”丸被り”した手越祐也。マスコミの対応はまちまちで……
嵐の会見と”丸被り”した手越祐也。マスコミの対応はまちまちで……

ネットはジャックしたけど……。

6月にジャニーズ事務所を退所した手越祐也が8月5日、都内でフォトエッセイ「AVALANCHE」の出版会見に登場した。同書は自身の半生、ファンへの思い、NEWSメンバーとの絆などについて綴ったもの。手越は

「全員への感謝が書きたいなと。そして今後、生身の人間、1人の人間、手越祐也として、未来に向かってこんなことしていきたいんだよっていうところを伝えたいと思って書きました」

と語った。興味深いのは、日本の農業を応援するための村おこし「手越村」構想だ。

「たくさん海外へ行く機会があり、その中で農業の大切さに感銘を受けた。農業の素晴らしさを老若男女に伝えていきたい」

とした上で、元TOKIO・山口達也の名前を出し協力要請。

「『鉄腕DASH』(日本テレビ系)に出演した際に、男気もあってかっこよかった。お互いが事務所の人間じゃないからこそ、農業を教えてもらいながら、山口君に先導してもらってお手伝いできたらいいな」

と語った。他方で「山口君はこの構想を知らない」とも……。断られる可能性も大いにあるが「その場合はしょうがない」と白い歯を見せた。現場取材したスポーツ紙記者の話。

「山口さんの名前を出したのは確信犯でしょう。当初、マスコミの狙いは“手越本”に書かれた某アイドルグループのメンバーなどとの恋愛歴。ところが、手越さんの口から『山口達也』の名前が出て、関心はそちらに移った。見出しも立つし、山口さんならジャニーズを辞めているのでトラブルになる心配もない。『うまいなぁ』と感心しましたよ」

実際、ネットニュースではこの話題が占拠。代表的な検索エンジンの「ヤフージャパン」では、手越関連の記事がひっきりなしに並ぶ“異常事態”だった。しかし、これがテレビだとそうはいかない。

くしくも同日同じ時間にジャニーズの人気グループ「嵐」が記者会見を開催。ソフトバンクの5G商品に関するもので、手越の会見とは打って変わって終始穏やかに進行していったという。フォトエッセイの出版関係者は

「手越さんと嵐の会見がバッティングしたのは本当に偶然。ピリピリしていたのは手越さんサイドで、会見で嵐絡みの質問が出ないかヒヤヒヤしていたそうです」

と明かす。辞め方が辞め方だっただけに、手越サイドとしてはこれ以上、天下のジャニーズ事務所を刺激したくない。それはテレビ各局も同じで、

「嵐と手越さんを同列に扱うわけにはいかない。ニュース番組で嵐の会見はオンエアしても、手越さんの方はほとんど取り上げられませんでした。これはジャニーズが『扱うな!』と圧力をかけたわけではなく、テレビ局側の『ザ・忖度』によるものです」(テレビ局関係者)

テレビなどの大手メディアは、こぞってジャニーズの顔色をうかがい、嵐と手越を対比する表現は封印。あくまで“別モノ”として扱った。

「手越さんの現場ではワイドショースタッフから、“嵐もあるんだし、これオンエアできるのかよ~”という愚痴も聞こえてきましたよ」(前出・スポーツ紙記者)

一方的に「山口達也」の名前を出した手越だが、今後ハレーションが広がる可能性もある。TOKIOはボーカルの長瀬が来年3月に退所。残るメンバーは新会社「株式会社TOKIO」を設立するが、念頭には山口の復帰があると言われている。

「山口さんは実質“ジャニーズ預かり”みたいなもの。そこへ手越さんが介入することで、おかしくならなければいいが……」(芸能レポーター)

結局、言いたいことだけ言って最後に「ティッ!」の決めポーズで去って行った手越。“お騒がせアイドル”の動向からしばらく目が離せない――。

  • PHOTO荒木田 範文

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