杏 離婚決断でも東出の「役者人生」を守った究極のやさしさ | FRIDAYデジタル

杏 離婚決断でも東出の「役者人生」を守った究極のやさしさ

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仏の判断

夫で俳優の東出昌大(32)が起こした不倫スキャンダルが原因で別居生活を続けていた女優の杏(34)が今月1日、直筆の著名入りの文書で公式に離婚を発表、ついに5年半の夫婦生活に終止符を打った。

「双子の長女、次女(4)と長男(2)、3人の子供の親権は杏が持つことが記されていた。杏は東出に対しても相手の唐田えりか(22)に対しても慰謝料を請求しないことにしたようです」(事情通)

既定路線とはいえ、東出と杏の離婚発表に多くのマスコミが驚かされたと言う。関係者の誰もが泥沼の離婚裁判に発展すると想定していたからだ。しかし、実は今回の離婚に対し東出は杏を恨むどころか、むしろ感謝の気持ちを抱いていたという。

「離婚発表の時期も条件も、すべて東出の今後を慮った上で話が進んでいたんです。もちろん、不倫が発覚した当時は東出も離婚はあり得ないと思っていた。しかし、面会を拒否され電話で話していた6月初旬、杏の決意が翻ることはないことをようやく悟り、後は杏のペースで離婚話が進んだそうです」(事情通)

杏は東出に対し、俳優として復活する道を探りながら離婚についての話し合いをLINEと電話で進めたと言う。

「多額の違約金を抱えることになる東出や唐田に対し、慰謝料は請求しないこと。さらに7月23日に公開される、東出が出演する映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』にマイナスにならないよう、離婚を発表する時期を判断することなどを伝えたようです。映画公開前にリモートで離婚を発表することも可能だったにもかかわらず、杏は東出のことを考え時間を置いた、ということです」(芸能プロ関係者)

さらに東出は、俳優として生涯、杏に足を向けて寝られないだろうと言われているのが、杏が「共演NG指定」の解除を行ったことだと言う。今後、ドラマや映画作品に関し、東出と共演の機会があるのなら、出演NGにはしない、といわれているのだ。

「普通、離婚した元俳優同志は共演NGとなります。しかも、一方の側に不倫などの理由がある場合はなおさらです。しかし、杏はこのセオリーをひっくり返したとか。誰もがその寛容なジャッジに驚かされました」(民放編成関係者)

実は唐田との不倫が報じられてからというもの、東出の元にはドラマや映画などの出演オファーはほとんど来なくなってしまったという。公開中の『コンフィデンスマン~』、さらに10月公開の映画『スパイの妻』(黒沢清監督)などが控えているが、これらはすべて不倫スキャンダル前に決まった仕事なのだ。

「当然ですが、不倫発覚後は潮が引くようにオファーが無くなった。平行して東出に対して出て来たのが、若手女優を多数抱える大手芸能プロからの共演NGです。俳優界イチの遊び人と見られてしまった東出に、手塩にかけて育てた女優らを近づけるプロダクションは皆無。当然、ラブシーンなんて絶対にありえない。だから、東出との共演をNGにする事務所もあった、とのことです」(事情通)

ところが、杏が東出との共演NGを解いたこととで、他の女優・タレントとの共演NG指定が一気に解除になる可能性が出て来た、とこの民放関係者は言う。

「『元妻が共演NGを解いたのだから、うちもそこにこだわっても仕方ない』と判断する事務所が出てくる。しばらくは脇役から始めるしかないでしょうが、俳優として復帰の道が見えて来たのだから御の字ですよ」

それにしても不思議なのは何故、杏はここまでして東出の今後を気遣うのか、ということだ。もしや、いずれ復縁する機会もあるのだろうか…?

「すべては可愛い3人の子供の為です。親権は杏が持っているが、なんだかんだ言っても東出が3人の子の父親であることに変わりはない。だったら、せめて3人の父親として、俳優として、プライドを持って働いて欲しい、という気持ちがあるのでしょう。復縁? それは天地がひっくり返っても起こりえないでしょうね」(事情通)

杏の度量の深さを考えると、もしかするといつの日か東出のドラマ主演作で、「元夫婦共演」という可能性だってあるのかもしれない…?

  • PHOTO等々力純生

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