田中みな実、大島由香里…元女子アナがグラビアに挑戦するワケ
『週刊現代』(8月8日・15日号)のグラビアが話題を呼んでいる。元フジテレビのアナウンサー・大島由香里(36)が、下着1枚で大胆に肌を露出しているのだ。
「大島さんのグラビアには驚きました。彼女はフジ時代、『ニュースJAPAN』や『あしたのニュース』など硬派な番組のキャスターを務めていたんです。お堅いイメージの大島さんが、過激なポーズをとるとは、と話題になっています。
転機は、(元フィギュアスケート選手で)夫の小塚崇彦さんとの離婚かもしれません。16年に結婚し、長女ができたためフジを退社。しかし、19年に離婚します。離婚後、大島さんはフリーとして仕事を再開しバラエティ番組にも出演。娘さんを育てるために、『どんな仕事にも取り組みたい』と話しているそうですから」(民放キー局社員)
大島自身も『週刊現代』の取材に、こう話している。
「今までニュースの堅いイメージが強かったと思うんですが、見ていただく方にも、新しい私を発見してもらえたら嬉しいですね」
新たなフィールドに挑戦する大島を応援する声は多い。
さて、話題になっているのは、大島だけでない。グラビア界を、多くの元女子アナが席巻しているのだ。
ブームのサキガケは14年に『週刊プレイボーイ』で水着姿を披露した、元日本テレビ・脊山麻理子(40)だろう。近年では元TBS・田中みな実(33)が大ブレイク。昨年12月に発売された写真集『Sincerely yours…』が70万部を売り上げると、ドラマやCMに引っ張りだこに。今年7月に発売された、元秋田放送・塩地美澄(38)の写真集『Relieved』も好調だ。
なぜ人気?
グラビア界で、元女子アナがなぜ人気を博すのだろう。
「女子アナの多くは、慶応や青山学院など有名大学の出身です。テレビ局に在籍していた時はバラエティ番組に出演していても、清楚で知的なイメージがありました。そんな彼女たちが、グラビアで大胆に肌を見せている。そのギャップの大きさに、読者が魅力を感じているのでしょう。
彼女たちの年齢にも注目です。以前は10代や20代前半の若い女性が、グラビアアイドルとしてもてはやされました。最近のトレンドは美熟女。女子アナとして経験を積んだ30代、40代の彼女たちが、最近のグラビアファンにヒットしているんです」(グラビアカメラマン)
元女子アナ側にも理由がある。
「フリーに転身しても、スグに仕事が見つかるワケではありません。そんな彼女たちにとって、グラビアは最も注目を集めやすい仕事のひとつ。もともとマスコミ業界にいて、撮影現場への親近感があります。アナウンサーとは別な形で、自己表現もできる。30代になって『再スタートしよう』という決意も、彼女たちを大胆にさせているのかもしれません」(前出・民放社員)
元女子アナが続々と肌を露出し始めれば、当然ライバルも増え競争が熾烈になる。これから彼女たちに求められるのは、真新しさにプラスアルファする部分だろう。
撮影:斎藤雅昭