手越祐也が自叙伝で実名を挙げて「ディスった」錦戸亮との深い確執 | FRIDAYデジタル

手越祐也が自叙伝で実名を挙げて「ディスった」錦戸亮との深い確執

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退社の報告会見があった6月下旬から、YouTubeやSNSでの活動をスタート。8月5日には自叙伝が発売されたのだが……
退社の報告会見があった6月下旬から、YouTubeやSNSでの活動をスタート。8月5日には自叙伝が発売されたのだが……

《【本の反省】多少変な奴と思われるとは思ってたけど、
ありのままの自分を伝えて、これからの俺を見てて欲しかったんだけど、
やっちまったかぁー》

これは、今年6月にジャニーズ事務所を退所した元NEWSの手越祐也のTwitterでのつぶやきだ。8月5日に緊急出版されたフォトエッセイ『AVALANCHE』(双葉社)の反響について、珍しく弱音を漏らしたのだった。

「同エッセイでは、過去の女性遍歴について触れています。手越さんといえばジャニーズの“ミスタースキャンダル”といっても過言ではありませんでしたから、実名で報道の真相を語るとあって、注目度はとても高かったですね。

真剣に交際したという3人の女性については名前が伏せられていましたが、週刊誌でスクープされた女性たちとの関係は明け透けに綴っていました。実際に名前を上げられたタレントたちが所属する事務所の関係者は寝耳に水でしょうから、だいぶ困惑しているようですね」(ワイドショー関係者)

後日、手越はYouTubeチャンネルへ反省の弁を述べた動画を投稿。女性スキャンダルの“真実”を伝えたことで、相手方に迷惑をかけてしまったこと、また、ファンを心配させたことを改めて謝罪した。

退所後1か月での“電撃出版”となった同著は、初版5万部という異例の部数。女性スキャンダルに関する言及だけでなく、事務所の先輩、共演したタレント、仲の良いサッカー選手などとの秘話を隠すことなく綴っている。

その中でも最も注目を集めたテーマの1つは、「NEWSについて」だろう。

「手越さんが所属したNEWSは、’03年の結成当時は9人組でした。しかし、’06年までの間に森内貴寛さん(現・ONE OK ROCKのボーカルのTaka)、内博貴さん、草野浩紀さんの3名が脱退してしまいます。また、錦戸亮さんは関ジャニ∞、山下智久さんはソロや期間限定ユニット、手越さんと増田貴久さんはテゴマスとしての活動にも力を入れていたため、NEWSとしてのスケジュールが少ない時期もありました。

‘11年に錦戸さんと山下さんはNEWSを脱退。錦戸さんは関ジャニ、山下さんもソロ活動に専念することとなりました。ここまで人数の増減があるグループは、当時にしてみれば珍しかったため、内幕に関心を持つファンは多いのです」(スポーツ紙記者)

同エッセイでは、手越目線で山下と錦戸の脱退について言及している。その部分をよく読んでみると、少々錦戸に対する手越の当たりが強いようにとれるのだ。

錦戸もファンミーティングで“エッセイ”に言及

《錦戸は、ああ見えて自分では物事を決定できない優柔不断なところが少しあります。「亮ちゃんはどうすんの?」と訊くと、彼は「山Pが抜けるなら僕も辞める」と言いました》

《なお錦戸亮は、2019年9月にジャニーズ事務所を退所して独立しています。彼の性格上、赤西仁君(2014年2月退所)や渋谷すばる君(2018年12月退所)が事務所を辞めていなければ、今でも絶対辞めていなかったはずです。「我が強い人に見えて……、意外に自分で自分の人生を決められないのだな」と思いました》

木村拓哉や中居正広など、ジャニーズ所属の先輩やOB、後輩について語っている部分では、丁寧に感謝を述べているのだが、錦戸に関してはほかの人へのコメントよりも厳しい印象だ。錦戸と手越にはデビュー当時、大きな隔たりがあったという。それが、人気格差だ。

「結成当時のNEWSの撮影は、Jr.で人気のあった山下さんや錦戸さん、内さんがセンターで、後のメンバーの並びは正直決まっていませんでした。それぐらい、主要メンバーが決まっていた。逆を言えばほかのメンバーはそんなに気をかけられていなかったんですよ。加藤シゲアキさんは“ほかのメンバーの人気に隠れ、情緒不安定になったこともあった”と明かしています」(アイドル誌編集者)

手越もJr.に入ってわずか9か月でデビューが決まったため、主要メンバーよりも下積み期間が少なく、知名度も低かったという。

「NEWSの初めてのジャケット撮影では、錦戸さんから“お前、誰やねん”と言われたこともあったそうです。手越さんがあのようなチャラ男路線に走ったのも、すでに人気のあるメンバーに負けじと生き残るため。人気格差を埋めるためだったんですよ。

山下さんと錦戸さんが脱退する前の6人時代は、正直メンバー間の空気が悪かったようにも感じます。辞めるときのやり取りをこうして読むと、やっぱり何かしらの“不協和音”はあったのだろうな、と感じてしまいました」(同・アイドル誌編集者)

錦戸は本を読んだかどうかは定かではないが、手越のフォトエッセイ発売日当日に行われたファンミーティングのMCで、

「言いたいことはいっぱいあんねんけどな。変に伝わっても嫌やし、やめとこ!(中略)僕は絶対、エッセイは出しません!(笑)」

と、ファンに宣言。本のことを笑いに変えるという大人な対応を取って見せたのだ。

「錦戸さんは脱退してから今までジャニーズの内部に絡むような “暴露”などは行っていません。手越さんの書籍だけを読むと、錦戸さんが情けないかのように感じますが、大人の対応をしたことで錦戸さんの株が上がったのは言うまでもありません。

それに対して手越さんは、ほかのタレントへ“上から目線で暴露をしている”と取られている。ビッグマウスな手越さんらしいと言えばその通りなんですが、“ジャニーズやNEWSに関わらないで”と、反発しているファンも多いのです」(前出・ワイドショー関係者)

嘘がつけない手越だからこそ、歯に衣着せぬ物言いになってしまったのだろう。今回発売された『AVALANCHE』というタイトルのように、人気が雪崩れてしまわなければよいのだが――。

  • PHOTO蓮尾真司

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