阪神・藤浪 今季未勝利なら現実味が出てくる「意外な移籍先」

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8月14日の広島戦に先発した藤浪。今シーズンは好投するケースもあるがいまだ未勝利だ

またも、ピリッとしない投球だった――。

8月14日の広島戦で今季4度目の先発マウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎(26)は、6回を8安打4四球6失点の乱調。これで4戦全敗だ。試合後、本人も落胆気味に語った。

「自分のピッチングを取り戻す前に降板してしまい、チームに申し訳ないです……」

18年9月に勝って以来、白星から遠ざかっている藤浪。昨年1試合しか登板していないことを考えれば、復活にむけ徐々に進歩しているようにも見えるが……。

「確かに今季は8月5日の巨人戦で8回自責点1に抑えながら、味方の援護がないなど恵まれない部分はあります。ただ、課題の制球難は克服できていません。正捕手の梅野隆太郎と話し合って、コントロールできない右打者への内角は極力投げないようにしているようです。自然と外角一辺倒になり、打者が二巡三巡目となると簡単に打たれる。巨人の岡本和真や坂本勇人は、完全に見切っていますよ。

藤浪の良さは荒れ球です。球威のある球が、予想外のコースをつくから打者は手こずる。制球重視で外角だけに投げていては、藤浪の良さが殺されてしまいます。スピードが150km以上出ていても、脅威を感じないのは当然でしょう」(スポーツ紙担当記者)

急浮上は甲子園のスターを大切にするあの球団

藤浪は大阪桐蔭高のエースとして、ドラフト1位で入団した阪神のスター候補。球団も長い目で見守ってきた。

「ルーキーイヤーから3年連続で2ケタ勝利をあげた実績を考えれば、球団が看板投手になってほしいと考えるのは当然でしょう。だから昨年秋のキャンプには、わざわざ元中日の山本昌さんを臨時コーチに招き藤浪の指導にあてるなど、手厚くサポートしてきました。

ただ今季も結果が出ないようなら、球団は考えざるをえないでしょう。ここまで手を尽くしてダメなら、環境を変えざるをえないということになる。トレードですよ。セ・リーグの球団には移籍させないと思います。活躍されたら、阪神にとって大きなマイナスですからね。可能性があるのはパ・リーグです」(球団関係者)

藤浪の移籍先には、以前からいくつかの球団があがっていた。最右翼は西武だ。正捕手は、高校時代に藤浪とバッテリーを組んだ森友哉。前年未勝利だった榎田大樹が、移籍後の18年に11勝をあげたという実績もある。だがここにきて、意外な球団が候補に急浮上しているという。

「日本ハムです。今オフにもエースの有原航平がメジャーに挑戦し、先発投手の数が足りなくなりそうなんですよ。藤浪は、ぜひ欲しい存在でしょう。

近年では巨人やオリックスで苦しんでいた、吉川光夫や金子弌大(ちひろ)を獲得した実績もある。投手ではありませんが、巨人で結果の出なかった大田泰示は日ハムに来てブレイクしましたからね。斎藤佑樹や清宮幸太郎のような、甲子園で活躍したスターに温かい風土もあります。阪神と違いファンからの痛烈なヤジもなく、それほどマスコミからマークされないのも、藤浪にとってはプラスでしょう」(同前)

大阪桐蔭のエースとして、甲子園を沸かせた夏から8年。阪神で力を出し切れなかった男は、北の大地で復活できるだろうか。

  • 写真時事通信社

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