キムタク、田中みな実、渡部建…有名人の「愛犬と散歩写真」

東京・六本木の大通りを、帽子を目深にかぶった小柄な女性が歩いていた。写真集が70万部の大ヒットとなり、いまや超売れっ子のフリーアナウンサー・田中みな実（33）だ。友人らしき女性と歩くみな実の胸には、小型犬がしっかりと抱きかかえられている。

「トイプードルを飼い始めたんです。すっかり虜になっていて『ウチの子が一番カワイイ』と”親バカ”状態らしいですよ」（民放キー局社員）

わんこグッズも、いろいろと揃えたのだろう。身体の前には、愛犬を運ぶための抱っこヒモらしき布を斜め掛けにしている。大通りを横断すると、みな実は抱いていたトイプードルを地面に下ろし、遊歩道をゆっくりと散歩。他の犬に出会うと、すぐにしゃがみ込んでナデナデする様子も見られた。

「８月に事務所を移籍し、女優業にも本腰を入れるようです。ドラマやＣＭに引っ張りだこ。写真集の第二弾を出版するという話もあります。超多忙な彼女にとって、愛犬との散歩は数少ない息抜きの一つなのでしょう」（同前）

忙しい日々を過ごす彼らにとって、愛犬は癒される存在のはずだ。『FRIDAY』が目撃した、有名人の心和む「愛犬との散歩写真」を一挙に公開ーー。

犬を５～６匹かっていることで有名なのは、木村拓哉（47）と工藤静香（50）の家族だ。朝晩の散歩が日課になっているのだろう。キムタクか静香のどちらか一人と長女のCocomi（19）、次女のKōki,（17）らがついていくことが多い。昨年５月に都内で目撃したのは、レアなパターンだった。

「キムタクと静香さんの二人が、愛犬を連れていたんです。キムタクは、チェッカー柄のハーフパンツにクツ下＆スニーカーという姿。ドッグマニアなら思わず二度見してしまう、国内では珍しいオーストラリアン・ラブラドゥードル２匹と一緒でした。

夫妻が入っていったのは動物病院です。静香さんが受け付けをすますと、キムタクは一般の飼い主に交じってエントランス前に置かれたイスで待機していました。時折、愛犬を抱き上げてあやしていましたね」（目撃した住民）

30分ほどで診察を済ますと、薬らしきものを受け取りキムタク夫妻は動物病院を後にした。

トラブルを起こしたあの人たちも

トラブルを起こした有名人にも、愛犬家は多い。今年６月に『週刊文春』が“トイレ不倫”を報じた、「アンジャッシュ」の渡部建（47）もその一人。昨年７月に都内の公園で、妻の佐々木希（32）と生まれたばかりの赤ちゃん、そして愛犬２匹と遊んでいたのだ。

「不倫報道直後は夫婦関係が冷え切り、もう家族団らんになることはないと思われていました。しかし今年８月には『女性セブン』で、再び家族３人手をつないで歩く姿が撮られています。渡部は奥さんに謝罪し、これからは真剣に家族を支えていくと誓ったそうです。また公園で、愛犬と一緒に遊ぶ姿が見られるかもしれません」（芸能プロダクション関係者）

トラブルと言えば、この人も犬好きで知られる。今年５月『週刊文春』に新聞記者とのたび重なる賭けマージャン疑惑を報じられた、黒川弘務・前東京高検検事長（63）だ。報道直後、黒川氏は同職を辞任している。

「黒川さんは、東京の一軒家に３匹の犬を飼っています。以前は休日の午前中に、大型の牧羊犬として知られるバーニーズマウンテンドッグとゆっくり散歩するのが日課となっていました。さすがに騒動後は、散歩の回数も減ったそうです。法の番人であるべき検事長が賭けマージャンをしていたとなれば、街を歩いているだけで批判されかねませんからね」（全国紙政治部記者）

愛犬にいやされるのは、有名人も一般人も同じ。ただ芸能や政治の世界では、犬を飼う別の理由があるという。

「ステイタスですよ。有名人は、より希少で高級なブランド犬を飼う傾向が強い。自分たちと同様、犬にも普通とは違う“特別な存在”になってほしいのかもしれません。男性は大型犬を、女性は小型犬を連れていることが多いですね」（前出・芸能プロ関係者）

華やかな世界に身を置く有名人たち。愛犬と少しでも癒しの時間を長く過ごしてほしい。