パク・ソジュン主演『梨泰院クラス』の心に刺さる名言一挙公開 | FRIDAYデジタル

パク・ソジュン主演『梨泰院クラス』の心に刺さる名言一挙公開

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主演のパク・セロイを好演したパク・ソジュン。現在公開中の主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』では、見事な肉体美を披露している 写真:Netflix
主演のパク・セロイを好演したパク・ソジュン。現在公開中の主演映画『ディヴァイン・フューリー/使者』では、見事な肉体美を披露している 写真:Netflix

STAY HOMEの始まりとともに、人気が大爆発した韓国ドラマ。自粛期間が終わった今も、Netflixでは日本の総合TOP10の上位は連日韓国ドラマがランクイン、その勢いは衰えるどころか加速し続けている。『愛の不時着』や最新作『サイコだけど大丈夫』と並び、不動の人気を誇るのは高身長の塩顏イケメン パク・ソジュンが主演を務める『梨泰院クラス(イテウォン クラス)』だ。

原作は、韓国でダウンロード数1000万件を超えるデジタルコミック。どんな困難が訪れようが信念を貫き、不可能を可能にする男、パク・セロイ(パク・ソジュン)。高校生の頃、父親の死を招いたある残虐な事件をきっかけに、韓国の飲食業界トップ企業「チャンガ」の会長チャン・テヒ(ユ・ジェミョン)への復讐を心に決める。

圧倒的な権力を振りかざし、容赦なく潰しにかかってくるチャン・テヒの卑劣な攻撃を、何度食らっても這い上がるパク・セロイ。類まれな精神力の強さと実直すぎる彼の生き様を描いた物語には、人生の指針にしたい数々の名言が存在し、若者を中心にSNSで話題を呼んでいる。

ここでは、その中から代表的なものを紹介する。(以下、ネタバレあり)

セロイの宿敵「チャンガ」会長チャン・テヒを演じたユ・ジェミョン 写真:Netflix
セロイの宿敵「チャンガ」会長チャン・テヒを演じたユ・ジェミョン 写真:Netflix

「俺の価値をお前が決めるな」

殺人未遂の容疑で入れられた刑務所で、復讐の相手チャン・テヒの自叙伝を読むセロイに「前科持ちのくせに本なんか読むな」と挑発してきた、のちに仲間となる同房のチェ・スングォンに放った言葉。「俺の人生は今から始まる、願望はすべて叶えて生きる」と一蹴し、視聴者の心を掴んだ。

「いま1回、最後に1回、もう1回、その瞬間は楽になるだろう。けれど繰り返すうちに人は変わる」

セロイが梨泰院にオープンさせた居酒屋「タンバム」に客として現れたチョ・イソ(キム・ダミ)とチャン・グンス(キム・ドンヒ)。ふたりが未成年だと気付かずに酒を出したことが警察にばれ、「タンバム」は2ヵ月の営業停止処分を言い渡される。そこへ宿敵テヒの息子チャン・グンウォンが現れ、グンスと腹違いの兄弟であることが判明。「チャンガ」の権力で処分を取り消すことを提案したが、セロイはあっさりと拒否。

そんな彼の頑なさに呆れ「商売人ならプライドを捨て、1度だけ我慢すればいいのに」と不満をぶつけたイソに一喝。信念は1度曲げたら、2度、3度と続き、そのうち人は変わっていくのだと。

この独特のイガグリ頭も話題に 写真:Netflix
この独特のイガグリ頭も話題に 写真:Netflix

「真の強さは人から生まれる。周りの信頼が僕を強くする」

「タンバム」のビルを買収し嘲笑う、生粋の権威主義者であるテヒに向けた言葉。セロイの強靭なメンタルは、肉親をなくし、何年もずっと孤独に耐え生きてきた過去により形成されたものではない。ともに「タンバム」を支える仲間の存在が、確固たるものに変えたのだ。

「お前はお前だから、他人を納得させなくていい」

「タンバム」メンバーで、女性への性転換を果たしたトランスジェンダーの料理人マ・ヒョニ(イ・ジェヨン)。ある料理バトル番組に出演する際、収録直前に、トランスジェンダーであることが元「タンバム」の仲間であり、チャンガグループの後継者であるグンスに暴露され大騒ぎに。(舞台となっている数年前の韓国社会は、LGBTへの許容度が世界の中でもかなり低かった)

あまりのショックにその場を走り去ったヒョニを追いかけ、優しく肩を抱きながらセロイは「逃げてもいい。いや、悪くもないのに“逃げる”のは変だ。好奇の目に耐えてまですることではない」と語りかけたのちにこう告げた。その後、ヒョニは現場に戻ってバトルに挑み、見事優勝。自身のセクシャリティを受け入れ、胸を張って踏み出したヒョニの行動は、多くの人を勇気づけたに違いない。

セロイの初恋の相手スア(クォン・ナラ) 写真:Netflix
セロイの初恋の相手スア(クォン・ナラ) 写真:Netflix

「彼は誰にも変えられない。味方になりたければ、彼を変えようとせず一緒に歩む覚悟をすることよ」

セロイの初恋の相手スア(クォン・ナラ)が放ったイソへの名台詞。孤児院で育った過去から貧しさを嫌い、権力を求めて「チャンガ」に就職、チャン・テヒの右腕となったスア。セロイのことが好きだが、自尊心が高すぎるゆえなかなか素直になれず、さらには高慢な態度で最後まで受身でありつづけた。

一方でセロイとの距離を縮める中で、彼の孤独な過去を知ったイソは「二度と独りで苦しませたくない。この人を傷付ける人はみんな潰す」と、心に誓う「何があっても彼は私が幸せにする」と、人生をかけてセロイを守り抜こうとするイソ。対照的すぎるふたりとセロイの三角関係の行く末も、見どころのひとつだ。

ドラマ初出演ながら、存在感を見せつけたチョ・イソ役のキム・ダミ 写真:Netflix
ドラマ初出演ながら、存在感を見せつけたチョ・イソ役のキム・ダミ 写真:Netflix

セロイの行動、発言はもちろん、彼を支える仲間たちの言葉にも、気づきと学びが詰まった梨泰院クラス」。きっと、ビジネス、恋愛、人間関係すべてに共通した自分の在り方を確かめる後押しになるだろう。

Netflixオリジナルシリーズ『梨泰院クラス』独占配信中

  • 取材・文大森奈奈協力Netflix

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