全英予選落ち…渋野日向子「体重4キロ増」フォーム改造に漂う不安

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海外でも”スマイリング・シンデレラ”と呼ばれるほど、笑顔が素敵な渋野

渋野日向子の連覇に注目が集まった全英女子オープンは、ドイツ人で世界ランク304位のソフィア・ポポフが優勝。日本人ではベテランの上田桃子が、自己最高位となる6位入賞を果たした。スポーツ紙デスクが振り返る。

「欧州のリンクスコースがどれほど難しいものなのか、日本のゴルフファンも理解できたと思います。『一日に四季がある』と言われるほどの天候の激変ぶりやリンクス特有の深いポットバンカーの怖さなど、個々の引き出しの多さが問われる大会でした」

確かに日本勢を見ても、経験の浅い黄金世代は散々の結果だった。

「世界ランク5位で挑んだ21歳の畑岡奈紗が9オーバーでやっと予選クリア。決勝ラウンドに残れ、笑顔が見られたのは上田桃子とリオ五輪日本代表の野村敏京だった」(前出・スポーツ紙デスク)

昨年の渋野は全英女子出場のチケットを運よく滑り込みで掴み、ロンドン近郊の林間コースで怒涛の快進撃。だが、今年はリンクスコースの洗礼を浴びた。

「開幕前は強豪の韓国勢が相次いで辞退したことで渋野の強運ぶりを感じたが、レジェンドの岡本綾子プロの言葉を借りれば、『出直していらっしゃい』という結末に終わった。渋野が『台風みたい』と評した初日の強風にしても、運に見放された感があった。

昨年は試合内容だけでなく、例えば、賞金額も大幅にアップしたばかりだったし、好評だった表彰式のスピーチにしても、たまたま現場にいた宮里藍ちゃんの旦那さんである座親匠氏に書いてもらうなど、ラッキーが続いた」(ゴルフ誌ライター)

あれから1年が経ち、渋野は「5大メジャー制覇」を目標に掲げるが、偉業の直後は、誰もが欲しがる米ツアーのシード権を得ながら、

「海外でやりたい気持ちはまったくないです。メンバー登録もしません。移動が大変だし、英語も話せない」

と、しぶこスマイルを浮かべ、軽やかな口調で話していた。

その渋野に変化が現れたのが、昨年の国内メジャー第2戦「日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯」のあとからだ。

「畑岡の存在ですよ。優勝した畑岡は『(全英女子を)日向子ちゃんが勝って素直に悔しかった』と答えたが、同大会で33位だった渋野もまた、米ツアーで活躍する姿に『すごいな』と感じていたし、東京五輪のライバルとなり、『もっとうまくなりたい』という気持ちになった」(テレビ局関係者)

昨秋には「チームしぶこ」を結成し、米ツアー挑戦と東京五輪金メダルを目指し始動した。

「今年6月、開幕戦となった『アース・モンダミンカップ』の前に、渋野は『4キロ増えました』と話していた。オフの下半身強化の成果で飛距離も10ヤードほど伸びたそうで、米ツアー挑戦を決めた頃の松山英樹が『動けるデブになりたい』と言って肉体&フォーム改造に取り組んだことを思い出しました」(前出・ゴルフライター)

ただ全英女子ばかりか、今期は出場した3試合がすべて予選落ち。早くも現在のフォームを心配する声が上がり始めた。

「元賞金女王の解説者たちでも、『元の場所に立ち返ってみては』とか『見守りたい』とか、意見はさまざまです。渋野の次戦は9月10日の米ツアー『ANAインスピレーション』。同日、国内では『日本女子プロ選手権』がある。それも渋野の地元の岡山県で開催されますからね。郷土愛の強い渋野の苦渋の決断から見ても、逆襲に期待したい」(前出・スポーツ紙デスク)

コロナ禍のなか、10月8日開幕の海外メジャー『全米女子プロ選手権』まで海外遠征が続く渋野。果たして“スマイリングシンデレラ”を取り戻すことはできるのだろうか……。

  • 写真REX/アフロ

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