グッズが続々登場…大阪で止まらぬ「吉村知事フィーバー」現象
『#吉村寝ろ饅頭』『吉村洋文プリントクッキー』までも。政治家グッズが人気ってちょっと怖い
「6月に発売されてから、めちゃくちゃ売れましたよ。買っていくのは、40~50代の主婦層。吉村知事のファンが多いです」(大阪・道頓堀にある土産物店の店員)
新型コロナ対策で全国的に注目され、その後、「イソジン発言」で失速気味の吉村洋文大阪府知事(45)だが、大阪ではいまだ根強い人気を誇る。Tシャツやマグカップなど本人公認のグッズに加えて、『#吉村寝ろ饅頭』も登場した。在阪ジャーナリストの吉富有治氏が言う。
「新型コロナ以降、吉村知事は連日のようにテレビに出演したり、記者会見を行ったりして、心配する府民がツイッターで『#吉村寝ろ』というハッシュタグをつけてつぶやくほど、ものすごい人気でした。その勢いは今も衰えていません。
先日、大阪府箕面(みのお)市で市長選と市議会議員選がありましたが、吉村知事が代表代行を務める大阪維新の会が圧勝しました。彼らがその先に見据えるのは、11月1日に投開票が予定されている大阪都構想の住民投票で勝利を収めることです」

この調子なら、吉村フィーバーで大阪都構想が可決される可能性が高いというが、なんだかもやもやする人も多いだろう。
『FRIDAY』2020年9月11日号より
撮影:加藤慶