美人パティシエが「ストーカー化した元カレ」に刺殺されるまで

東京・中野区発  二人は元同僚でともに将来を嘱望され、昨年5月ごろまで交際していた

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野口さんは優しい人柄と笑顔で店の常連客に愛されていた(インスタグラムより)

「今、娘(の遺体)を引き取ってきたところです。悲しくて仕方ありません。娘との良い思い出を大事にしたいです」 

野口麻美さん(38)の父親は悲痛な表情で本誌にそう胸中を明かした――。

8月30日午前、東京・中野区の自宅マンションの寝室で血だらけになっていた野口さんの遺体を実弟が発見し、110番通報。野口さんは未明に襲われ、顔や首、背中など23ヵ所を刺されていた。

同日午前、中野区の別のマンションの7階から野口さんの元交際相手の男性A(34)が飛び降りて死亡しているのが見つかった。Aが野口さんを刺殺した後、自殺したと思われる。二人はともにパティシエで元同僚。事件当時、野口さんは渋谷区内の人気洋菓子店に勤務し、Aは世田谷区で洋菓子店を経営していた。

「’16年から昨年5月ごろまで二人は付き合っていましたが、交際中にAが野口さんの顔面を殴った疑いで書類送検されています。また、破局後の昨年11月に野口さんの店にAが現れ、警視庁が注意をしていました。野口さんはAのストーカー行為でストレスを抱えていたんでしょう。彼女の部屋はゴミ屋敷のようでした。

また、事件発生の直前に、Aがインスタグラムに、野口さんを一方的に中傷する文章をアップしています(下画像)。コロナ禍で自分の洋菓子店の経営が厳しくなる中で、逆恨みをして犯行に及んだのでしょう」(捜査関係者)

野口さんの父親はこう話す。

「(Aは)『別れたくない、まだ好きだ』と付きまとってきて、娘は困っていました。警察にも相談したけれど、娘は優しいから、厳しい対応ができなかったんでしょう。(Aが自殺して)気持ちの持っていき場がないので困っています……」

あまりに身勝手すぎる凶行だ。

シートがかかったマンションの2階左端の部屋が、野口さんが殺害された現場。元交際相手のAは午前3時半ごろレンタカーで現場に到着し、刃物を持ってベランダの窓から侵入、寝室で就寝中の野口さんを刺殺したとされる
Aが事件発生の直前にインスタグラムにアップしたメッセージ。野口さんへの歪んだ感情が綴られていた

『FRIDAY』2020年9月18日号より

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