華原朋美「ベビーシッターが愛息虐待で高嶋ちさ子と大モメ」
紹介されたベビーシッターが、0歳児の赤ちゃんをまさかの逆さ吊り 「虐待だ」「遊んでいただけ」と真っ向から意見が対立
「昨年生まれたベビーが1歳の誕生日を迎える直前だったんです。まさか信頼していたシッターさんがあんなことをしていたなんて。本人も気が動転してパニックになり、私に相談にきたんですが、動画を見て驚きました。どう見ても逆さ吊(づ)りにしてますよね」(華原の知人)
昨年夏、念願の第一子を授かったばかりの歌手・華原朋美(46)。出産後、外出の際に、自宅で子守をお願いしていたのが、ベビーシッターのAさんだったという。華原の知人が続ける。
「Aさんは、長男誕生後、ベビーシッターを探している時に、親しくされていた高嶋ちさ子さん(52)から紹介してもらったそうです。彼女はもともと高嶋さんのお子さんの世話をしてきており、今も高嶋家に出入りしている方なので、安心して任せていたみたいなんですが」
Aさんは70代の女性で、高嶋からの紹介だったため、華原も信頼して子供の世話を任せていた。ところが、Aさんの言動に度々、不信に思うところもあって、8月のある日、部屋に設置しているカメラの録画映像を確認してみると……。
「シッターのAさんが、ベビーの両脚をつかんで逆さ吊りしている光景が映っていたそうなんです。ちょうど哺乳瓶でジュースを飲んでいる時で、何を思ったのか、Aさんは哺乳瓶をくわえたままのベビーの両脚を持って、突然逆さ吊りにしたんです。その間、ベビーはされるがままでした。膝の上で揺さぶったりもされてました。あまりにも酷(ひど)い光景でした」(華原の別の知人)
驚いた華原は知人に相談し、すぐにAさんとの契約を解除。さらに、Aさんを紹介した高嶋の元へ、逆さ吊りの画像とともにLINEで相談のメールを送った。すると高嶋から返ってきたメールには信じ難い言葉が綴(つづ)られていた。
〈これのどこが虐待なの?うちもこれ大好きでいっつもやってもらってた(中略)もしもこれを虐待と取るのだとしたら、おかしいよ〉(2枚目画像。誤字は修正)
高嶋ちさ子といえば、子供たちへの厳しい躾(しつけ)に関する発言で知られている。視聴者へのウケ狙いを込めた発言だと思われていたが、Aさんの子供への〝虐待行為〟を正当化するのか。
子供の虐待行為に詳しい認定NPO法人『児童虐待防止協会』の津崎哲郎理事長によると、
「1歳未満の子を逆さ吊りにしていたとなれば明らかに虐待ですね。赤ちゃんの場合はまだ血管も十分形成されておらず、外傷がなくても脳内出血や眼底出血につながる可能性もあり、危険な行為です」
さらに子供虐待防止団体である認定NPO法人『チャイルドファーストジャパン』の理事長・山田不二子医師も、
「乳児に逆さ遊びをすることは発達段階から考えて不適切ですし、哺乳瓶をくわえた状態で逆さ吊りをすれば、誤嚥(ごえん)の危険性がある。他にも被害児がいるかもしれませんので警察に相談すべきです」
と、ともに警鐘を鳴らす。
これらに対し、高嶋はどう答えるのか。
――高嶋さん、華原朋美さんのシッターさんのことなんですが……。
「あっ、ちょっと待ってください。あちらの事務所の方とお話ししてみます」
そう語ると、慌てて自宅の地下駐車場に入っていったまま戻ってこなかった。
一方、当事者の華原はどう語るのか。
――華原さん、フライデーです。シッターさんが、お子さんを逆さ吊りにして、虐待していたというのは本当ですか?
「本当です。今でも信じられないです」
突然の直撃取材にもかかわらず、言葉を選んで語り出した。
――それに対してどんな気持ちで?
「高嶋さんのことは信頼していただけに、ショックです」
――今後はどう対処されるおつもりで?
「1歳になったばかりの幼児ですから、逆さ吊りにされたら脱臼(だっきゅう)する危険があるし、飲んでいたジュースが気管に入ってしまうこともある。しばらくは息子の健康状態を見守っていきたいです」
40代半ばにして初めての子を授かった華原。信頼していた人から紹介されたシッターが愛息を逆さ吊りにする虐待行為を行っていたと知れば、ショックを受けるのは当然だろう。高嶋からはいまだお詫(わ)びの一言もないというのだが……。




『FRIDAY』2020年9月25日号より
撮影:原一平(華原)、中村和彦(高嶋)