伊勢谷容疑者が吉永小百合の「アシスト」を受けても復帰困難なワケ | FRIDAYデジタル

伊勢谷容疑者が吉永小百合の「アシスト」を受けても復帰困難なワケ

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撮影済みの映画がノーカットで上映されることが決まった伊勢谷容疑者だが……(‘18年)
撮影済みの映画がノーカットで上映されることが決まった伊勢谷容疑者だが……(‘18年)

大女優の“天の声”を持ってしても前途は多難だ――。

大麻取締法違反容疑(所持)で現行犯逮捕された俳優・伊勢谷容疑者の“裏の顔”が次々と暴かれている。

表向きは甘いマスクに抜群のスタイル、それでいて気遣いのできる好青年。一方、部屋からは巻紙500枚など大麻の常習性を示す物証が次々と押収されている。一説にはそのキャリアは20年以上に及ぶとも。

さらに大麻以上に「ヤバイ」と報じられているのが、伊勢谷容疑者のサディスティックな一面だ。交際相手をマトに見立てエアガンを乱射したり、性行為の最中に首を絞めたり、元グラドル女性Aさんの顔面を殴打し、骨折させたという報道もあった。同容疑者を知る映画関係者は

「典型的なDV男。暴行後、彼は泣きながら女性に謝罪し『いずれ一緒になろう』と声を掛ける。Aさんの時は所属事務所が激怒し、伊勢谷に猛抗議。彼は平身低頭で謝り、数百万円の慰謝料を支払ったと言われている。それでも伊勢谷のDV癖は直らなかった」

と話す。警察の調べに伊勢谷容疑者は「自分で使うために大麻を持っていた」と容疑を認めている。このままいけば起訴され、年内にも初公判が行われるだろう。法曹関係者いわく

「初犯なので執行猶予判決が確実視されます」

と言われているが、厳しい現実も待っている。逮捕により伊勢谷容疑者は多くの人の信頼を裏切り、決まっていた仕事にも穴を開けた。個人事務所所属の同容疑者には億単の違約金が課されることになる。

そんな伊勢谷容疑者に温かい声を掛けたのが、大女優の吉永小百合だ。来年公開予定の映画『いのちの停車場』で共演した吉永は、9月11日に行われた会見で事件に言及。

「伊勢谷さんとはいいシーンが撮れたと思っているので、とても残念な思いでいます。何とか乗り越えて、撮影の現場に帰ってきてほしいです」

と語った。

「映画も出演シーンはカットせずにそのまま公開が決まった。これにより、他の映画も追随するだろう。何より、小百合さんが『いずれ戻ってきて』と口にしたことは大きい。伊勢谷容疑者の復帰の道を残すことになった」(スポーツ紙記者)

昨年3月に薬物事犯で有罪判決を受けた俳優兼アーティストのピエール瀧は、その後復帰し、現在もオファーが後を絶たない。クリエイティブな世界に身を置くため、初犯であれば、大麻やコカインといったものに寛容な部分もあるのだろう。

だが、伊勢谷容疑者の場合は大麻よりも、前出のDVグセがネックになるという。

「伊勢谷容疑者は王道の主演俳優ではなく、個性的な脇役を演じることが多かった。そのため、どうしても演技の裏に大麻の影響を連想させてしまう。加えて、DV報道で女性との絡みはNG項目になる可能性が高い。これだと使いどころが制限され、オファーはかけづらい」(芸能プロ関係者)

昨年、強制性交罪で逮捕、起訴された俳優・新井博文被告のケースがそうだ。同被告は自宅でマッサージ店の女性店員に暴行を加えたとして、一審で有罪判決を受けている。

「新井被告は判決を不服として控訴し、現在も係争中ですが、仮に逆転無罪となっても、芸能界に居場所はない。大麻よりも圧倒的に女性に対する暴行・暴力はイメージが悪いからです。被害者がいる事件なので、下手なことをすればセカンドレイプだということになる。新井被告のことを買っている業界関係者は多いですが、作品つくるにはスポンサーが必要。まずそのスポンサーからOKが出ないでしょう」(広告代理店関係者)

伊勢谷容疑者も事件を起こしたことで、これまで封印されてきた裏の顔が暴かれることになった。それは大麻よりも致命的なものだった。

現在、東京湾岸署に拘置されている伊勢谷容疑者だが、再びシャバに出た際は、これまでとは光景が違うことに驚くだろう。大女優の“アシスト”を受けても、イバラの道であることに変わりはない――。

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