西岡剛とのWBCコンビが復活! 川﨑宗則の復帰ホームラン秘話 | FRIDAYデジタル

西岡剛とのWBCコンビが復活! 川﨑宗則の復帰ホームラン秘話

【現地ルポ】

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「オッケーレッツゴー!」「いいボールだ!」「ナイススイング!」と敵も味方も鼓舞する川﨑(左)に西岡も苦笑い
「オッケーレッツゴー!」「いいボールだ!」「ナイススイング!」と敵も味方も鼓舞する川﨑(左)に西岡も苦笑い

まさに有言実行だった。

本誌インタビュー(9月11日号)で宣言した通り、川﨑宗則(39)は『栃木ゴールデンブレーブス』に加入して西岡剛(36)とのコンビを復活させると、9月13日に行われたデビュー戦で第一打席の初球をホームラン! 「ゲームに入れば試合勘はすぐに戻る」との言葉も、ド派手に証明して見せた。

約10ヵ月ぶりの実戦で緊張していた。

試合後、「眠れなくて朝まで相手投手の動画を見てました!」と笑ったが、それも想定内だった。緊張をほぐす方法は?――本誌の問いに川﨑は「フワフワした気持ちを鎮めるため、大地に触れる。両ヒザをグラウンドにつけて土をつける」と答えたが、プレイボール直前、まさにこの動きを川﨑は実行していた。

「西岡のサポートが大きいですね。ムネリンは『彼が同じ内野にいるだけでホッとした』と言っていましたけど、ボール回しのときとか、チェンジになってベンチに戻るときとか、西岡は何かあるたびにムネリンに声をかけていた。夕食も毎晩、西岡の家で御馳走になっているそうです(笑)」(スポーツ紙記者)

川﨑によれば、あの本塁打は出会い頭(がしら)の一発ではなく、「身体が勝手に反応して打った」という。野球だけに集中できたから生まれたアーチだったのだ。

ちなみに川﨑は「剛を誘って夜ラン(ニング)しますよ!」とも豪語していたが、実際は「一人で走ってます(笑)」。これだけが〝不実行〟なのはご愛敬だろう。

『FRIDAY』2020年10月2日号より

  • 写真日刊スポーツ/アフロ

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