泥酔の錦戸や米津玄師、カトパンも…有名人「飲酒でホロ酔い」現場
いまから8年前の冬のある日。麻布十番(東京都港区)の有名クラブには赤西仁(36)、山下智久(35)、そして錦戸亮(35)と人気の俳優たちが集まっていた。クラブで行われていたのは、赤西の実弟の誕生会。日付が変わり、赤西と山下が帰宅。早朝4時をまわったころ、ようやく錦戸が店の外に出てきた。
かなり酔っているらしく、まともに歩けない。デニムがズリ下がり、グレーの下着が丸見えになっている。
「錦戸の酒グセの悪さは有名です。酔うと周囲に意味不明な事をわめき散らしたり、店内の物を壊したりする。飲み始めると、泥酔するまで止まらないんです。普段は陽気なんですが、介抱する人間は大変ですよ」(芸能事務所関係者)
この日も友人が錦戸の腕を取り、そのまま近くのコンビニへ。数分後、阪神タイガースのキャップを被り、くわえタバコで出てきた錦戸。友人に身体を押さえつけられながら、何やら吠え始めた。放せ、放せ! 友人たちは慌ててタクシーを停め、後部座席に錦戸を押し込んだ。
有名人も酒が飲みたい時はある。イヤな事があった際の憂さ晴らし、親友との楽しい酒席……。時には錦戸のように、ハメを外すこともあるだろう『FRIDAY』が目撃した彼ら、彼女たちの飲み会現場だ。有名人の陽気な素顔をご覧いただきたいーー。

18年冬。シャレたバーやこぢんまりとしたビストロなどが多く、飲みに立ち寄る芸能人も多い街、東京・中目黒。駅近くの商店街で、ひときわ目立つ二人組を発見した。女優の吉田羊(年齢非公表)と黒木華(30)だ。
二人ともメガネ姿&すっぴんに近いナチュラルメイクで、リラックスした雰囲気。黒木の頬が上気しているところを見ると、かなり飲んだのだろう。「恋人か!」とこちらがツッコミたくなるほど密着。客引きの声かけも意に介さず、何やら囁き合いながら路地に消えていった。
「吉田と黒木は、’12年に朝ドラ『純と愛』で共演して以来、大の仲良し。二人とも酒好きなので、よく飲みに行っているそうです。交友範囲が広い吉田が松岡茉優(25)や清野菜名(25)ら後輩の女優と遊んでいると、黒木は『なんで私じゃないの?』と嫉妬してしまうほどなんだとか。吉田も『ラクに話せる貴重な友だち。私が男だったら付き合いたいぐらい』と言うほど黒木に心を許しているそうです」(芸能プロ関係者)
もはや相思相愛の二人。ともにテレビドラマや映画に引っ張りダコの演技派女優だけあって、芝居談議に花を咲かせていたのだろうか。
あの紅白出場歌手がヘベレケに……

昨年の秋、広尾(東京都渋谷区)にあるフレンチレストランで目撃したのは、フリーアナウンサーの加藤綾子アナ(35)だ。ウキウキで店内に入るカトパン。個室で彼女を待っていたのは、業界人らしき男性3人だった。
「仕事終わりだったのか、くつろいだ様子でした。ノドが乾いていたのでしょう。席につくや白ワインをグビグビ飲んでいた。よっぽど楽しい会だったのか、笑い声が店内に響いていましたよ。テレビで見る印象と一緒で、本当に陽気な方なんだなと感じました」(居合わせた客)
3時間にわたるディナーを楽しみ、ホロ酔い気味のカトパン。男性陣に満面の笑みで手を振り、タクシーに乗り込んだーー。

19年の3月、まさにヘベレケの若者たちを発見。東京・南青山のビルから出てきた長身痩躯の男性。ド派手な黄色チェックのパンツをはいたこの男性は、ミュージシャンの米津玄師(29)だ。米津は完全に泥酔しており、数人の仲間に支えられ立っているのもやっとの様子だった。
「当日は、米津の誕生日会が開かれていたんです。NHKの紅白歌合戦にも出場したカリスマ歌手のバースデーパーティだけに、参加メンバーも豪華そのものでした。会場には俳優・松田翔太(35)や城田優(34)、『SEKAI NO OWARI』のボーカル・Fukase(34)らが駆けつけたそうです。中には、”毒舌キャラ”でテレビ番組に引っ張りダコの社会学者・古市憲寿氏(35)の姿もあったとか。彼らは年齢も比較的近く、仲がいいんですよ」(レコード会社社員)
結局、パーティがお開きになったのは日付が変わった早朝4時。参加者たちが三々五々ビルを後にする中、米津はベロベロになって会場から出てきたのだ。そして友人たちに付き添われながらタクシーに乗り込み、自宅へと走り去っていった。
米津のように、あまりテレビに出演せず、キャラクターが謎に包まれた有名人も多い。だが自分の誕生日会で前後不覚になるなど、お高い印象のある芸能人やアーティスト、アナウンサーも、酒が入れば一転。気さくでハッチャケた、意外な一面を見せてくれる。テレビでは絶対に見ることのできない「ホロ酔い顔」もまた魅力的なのが、彼ら彼女らのすごいところだ――。






撮影:足立百合 島 颯太 田中俊勝 西 圭介 西原 秀 原 一平 山田宏次郎