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動画クリエイター・ヒカルが語る「大手ユーチューブ事務所の闇」

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9月中旬、東京・六本木の路上で兄の「まえっさん」と直撃取材に応じたヒカル。

「ねおちゃんの問題は早く解決してほしいですね。若くて真面目で才能のあるクリエイターが、契約トラブルで苦しむのは本当にもったいないですよ」

鋭い目つきで本誌にそう語るのは、チャンネル登録者数417万人を誇る〝カリスマユーチューバー〟のヒカル(29)だ。

いまユーチューブ業界が揺れている。

きっかけは8月24日、登録者数が97万人を超えるユーチューバー「ねお」(19)の母親が、所属事務所「VAZ」を告発したこと。母親はブログで「年間に数千万円の収益が出ても月に30万ほどしか報酬が渡されないこともある」「記憶にない契約書が出てくる」と主張し、VAZと契約解除する意向を明らかにした。

一方のVAZは「事実と異なる」として、「厳正に対処する」とコメントを発表。ねおの退所トラブルはいまだ泥沼状態だ。

VAZは、かつてヒカルやラファエルなどの人気ユーチューバーが所属した有名ユーチューバー事務所である。ヒカルもかつて、仮想株式を巡りVAZとのトラブルに巻き込まれている。

いったい何が起きているのか? 9月中旬、本誌は東京・六本木の焼き肉店から出てきたヒカルに真相を直撃した。

――いま、ねおさんとVAZの契約問題が大きなトラブルになっています。

「彼女なら事務所がなくてもやっていけるので、できるだけ早く前に進めるようにしたほうがいいって本人にアドバイスをしました。ねおちゃんは中学生の頃からVAZにいたので、大金を稼いでもその感覚がわからない。彼女が強く言えないから、VAZが丸め込もうとしたんでしょう。VAZは所属のクリエイターも若いですが、社員もみんな若い。大学生のサークルのようなノリで運営されている面があって、まだまだ未熟なんです」

――ヒカルさんとトラブルになった3年前と企業体質は変わっていない?

「変わってないからこんなことが起きたんじゃないですか? 当時はお金の価値に無頓着なクリエイターも多かった。VAZはそれを当たり前として今までやってきたのでしょう。ユーチューブ業界はどんどん競争が激しくなり、これからは動画のクオリティーがさらに求められる。一方で、まだちゃんとした事務所が少ない業界だと思います。芸能界なら事務所が仕事を取ってきますが、ユーチューバーは誰かに与えられなくても、仕事をすることができます。ボクはVAZを辞めて本当に良かったですね」

本誌は、ヒカルとVAZのかつてのトラブルに関する音声データを入手。

9月25日(金)発売のフライデーでは、仮想株式への参入やその後の騒動についても詳述している。

  • PHOTO濱﨑慎治

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