驚愕!カルロス・ゴーン被告はいまでも日産リーフに乗っていた
ベイルート爆発事件で自宅車庫の扉が吹っ飛んで丸見えに
レバノンの首都・ベイルートで起きた大爆発事故から約2ヵ月、現地で意外な事実が明らかになった。
「190人が死亡、6500人以上が負傷、30万人が住む家を失ったことがわかっています。カルロス・ゴーン(66)が住むベイルート市内の家は現場から約5㎞離れていますが、窓ガラスは吹っ飛び、車庫の扉も壊れていました」(全国紙現地通信員)
壊れた扉からゴーン邸の車庫の中を覗くと、そこに停まっていたのは、日産の『リーフ』だった。同社が’10年に発売した、世界初の量産型電気自動車である。
金融商品取引法違反や特別背任の罪で起訴されたゴーン被告は、’19年12月、「楽器ケース」に隠れるという前代未聞の方法でベイルートへ密出国。その後は現地メディアの取材にも精力的に応じ、自分を追い出した日産幹部への批判を繰り返してきた。
日産車なんて見たくもないと考えそうなものだが、なぜ、車庫に『リーフ』が停まっているのか。現地に住むゴーン被告の親しい友人が明かす。
「ゴーンが恨んでいるのは、日産幹部であってクルマではない。いまでも日産車への愛はあるんだ。特に思い入れがあるのが『リーフ』。このクルマは、彼が主導して開発をさせ、莫大な宣伝費をつぎ込んで売り出したものだからね。無謀とまで言われたなか開発に成功したこの電気自動車で、故郷・レバノンの街を走るのがゴーンは大好きなんだ。もちろん、運転するのは運転手だけど」
爆発によって破壊された家以外にも、ゴーン被告はレバノン国内に3つの邸宅を所有しているという。
「ベイルート市内にもう一つと、シーザーというリゾート地区、ルーミーという山間部の美しい街に一つずつ持っている。爆発事故のあとは、この3つを移動しながら毎日、家族や友人と食事やワインを楽しんでいる。レバノン政府が日本に身柄を引き渡すことはありえないと考えているようで、あくまでレバノンで裁判をするための準備を進めているよ」(同前)
悠々自適ライフを送りながら、日産車まで乗り回しているとは。どこまでも不遜な男である。
『FRIDAY』2020年10月9日号より
写真:朝日新聞社提供