「元カノ」をメッタ刺し…35歳妻子持ち男の身勝手な殺害動機

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
送検される水元容疑者。妻子ある身だったが不倫に溺れたのだろうか(容疑者の手首など画像は加工しています)

「歩いていたら、道にうずくまっている人が見えたんです。『具合が悪いのかな』と思って声をかけようとしたら、手に血のついた包丁を持っているのが見えて……。ぐったりした女性を男が抱きかかえて座り込んでいる、ということに気がつきました。男は目が合うと、包丁を振りかざして威嚇してきた。頭の中が真っ白になりました」(現場を目撃した主婦)

9月30日午前9時過ぎ、埼玉県越谷市の路上で携帯電話ショップに勤める石澤里美さん(23)が刺殺された。通報を受け警察が急行。現場に座り込んでいた会社員・水元義人(35)を、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した(その後殺人容疑に切り替え)。

事件現場は駅から500mほどの、住宅と商店が混在する市街地で小中学校も近い。通学ルート上で行われた犯行だった。もう少し早い、登校の時間帯だったらどうなっていたかと考えると背筋が寒くなる。

「『人が刺された』という110番通報で越谷署員が駆けつけたところ、石澤さんが大量の血を流して倒れていました。すぐ横で水元容疑者が放心状態で座りこんでいたため、逮捕したそうです。現場には、血のついた刃渡り20cmほどの包丁が落ちていました。首や胸をメッタ刺しにしたとか。

近くには石澤さんの勤務先の携帯ショップがあり、水元容疑者の車も近くに停められていました。石澤さんの出勤を、待ち伏せていたとみられます。水元容疑者は『刺したことは間違いない』『交際をめぐってトラブルになった。LINEで〈会えない、会いたくない〉と連絡があり、心中しようと考えた』と供述しています」(全国紙社会部記者)

水元容疑者は、石澤さんと「昨年9月から今年7月まで交際していた」とも話しているという。二人は以前、同じ携帯ショップに勤務していた。その後、水元容疑者は転勤し千葉県に引っ越したことなどから交際は終了。男が復縁を迫り拒絶されたことから、凶行に及んだのだろうか。

交際自体が男の妄想!?

水元容疑者の身辺を調べると、石澤さんへの想いが独善的で身勝手であったことがわかる。

「水元容疑者は09年6月に結婚しており、その年の10月には長男が誕生しています。その後、長女、次男が誕生し3児のパパでした。Facebookのトップページは子どもたちと遊んでいる姿で、投稿も子煩悩ぶりを窺わせる内容です」(前出・記者)

Facebookの投稿は15年で終わり、更新されていない。

「水元容疑者は今年9月ごろ、知人に『離婚する』と言っていたそうです。すでに家族で住んでいたマンションから新たに借りた1DKに移り、別居していました」(前同)

離婚が成立したのが最近のことなら、水元容疑者が主張する昨年からという交際期間は不倫関係だったことになる。離婚が成立して独り身になったから、あらためて石澤さんに復縁を迫ったのだろうか。さらに事件を取材するジャーナリストは、次のような可能性を指摘する。

「現時点で二人が交際していたと主張しているのは、水元容疑者だけなんです。石澤さんの周囲から、そのような証言は出ていません。交際が事実ではなかったとしたら、水元容疑者の思い込みということになる」

一方的な好意による逆恨みが、殺人の動機だとしたら……。石澤さんは、交際すらしていない男の妄想の犠牲になったことになる。

  • 撮影蓮尾真司

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事