学校行事にも積極的だった竹内結子さん「ママ友」たちの喪失感 | FRIDAYデジタル

学校行事にも積極的だった竹内結子さん「ママ友」たちの喪失感

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今年6月には生まれたばかりの赤ちゃんを連れ、夫と楽しそうなひと時を過ごす竹内さん(‘20年)
今年6月には生まれたばかりの赤ちゃんを連れ、夫と楽しそうなひと時を過ごす竹内さん(‘20年)

竹内結子さん(享年40)が亡くなって10日あまり経つが、子どもを同じ学校に通わせていた“ママ友”たちの喪失感は大きい。

「私たちとも気さくに話してくださったし、保護者同士で会うときは“女優さん”って感じは少しも出さなかった。学校活動にも積極的に参加して下さったし、本当に寂しいですね……」

‘05年に結婚した歌舞伎俳優の中村獅童との間に生まれた長男は現在14歳。都内の有名私立中学校に通っており、今年1月下旬には昨年2月に再婚した俳優・中林大樹との間に第2子男児が誕生している。

竹内さんは‘08年に獅童と離婚してから中林と再婚するまでの11年間、長男を女手一つで育ててきた。周辺の人々は一様に、

「彼女は子育てにいつでも一生懸命だった」

と答える。竹内さん行きつけの子供服専門店の関係者は、

「お子さんが3、4歳の頃までよくお越しになっていました。ロックスターや歴史上の人物がプリントされたTシャツやトレーナーが店の売りですが、デザインだけでなくプリントシールや生地の素材まで事細かく聞かれていました。

『素材が気になりますか?』と聞くと、『小さな子供が着るものですからね〜』とおっしゃって、いつも1着選ぶだけでも真剣な表情でかなり時間をかけていた印象があります」

長男が通った公立小学校では、進んで学校の行事に参加。同級生の母親たちと歩きながら談笑する姿は、学校周辺でも話題になっていた。

「学校の集会や行事の決め事やお手伝いにもよく来ていました。有名な女優さんなのに格好も私たちと変わらず至って普通。いろんなアイデアを持っていて行動力もあって、とても頼りになる感じのお母さんでした。だから、自殺というのがあまりにイメージと合わなさすぎて、当時を知る学校関係者はみなさん、未だに困惑しているような状況なんです」(同じ小学校に子どもを通わせていた保護者)

あるスポーツ紙が、長男が私立小学校の“お受験”に臨んだとき、竹内母子の姿を撮影した週刊誌がその写真を掲載しようとしたら、竹内さんが所属事務所を通じて掲載を辞めさせるように懇願したというエピソードを掲載した。「彼女の意外な一面」として紹介していたが、竹内さんを知る母親たちは、意外でもなんでもないと口を揃える。

「竹内さんは息子さんに対していつも健気なまでに一生懸命でした。あくまで普通の子供らしく育てたいという彼女らしい行動だと思います」

生徒、保護者たちだけでなく、先生などの学校関係者までも、竹内さんの早すぎる別れにショックを受けているという。こうした人たちの話から、誰からも愛されていた彼女の素顔を見ることができた――。

  • PHOTO山田 宏次郎

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