阪神・次期監督候補 急浮上した「岡田、掛布ではない意外な人物」

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今季はベンチで浮かない表情をすることが多い矢野監督。任期は来季いっぱいだ(画像:共同通信社)

「仮にBクラスに落ちれば、矢野耀大監督の責任が問われるでしょう。任期は来年までありますが、途中交代もありうる。前監督の金本知憲さんから2代続けて他球団出身の外様が続いているので、今度は球団OBをという声もあります」(球団関係者)

今季のセ・リーグは、巨人の一人勝ちだ。阪神は2位につけているとはいえ、巨人と13ゲームの大差(成績は10月7日現在)。対戦成績は6勝14敗と大きく負け越し、ライバルの独走を許す要因となっている。Bクラスに転落すれば、矢野監督の責任論が出るのは仕方ないだろう。だが問題視されているのは、成績だけではない。

「管理能力も問われているんです。新型コロナウイルスへの適切な対応が求められているにもかかわらず、不祥事が相次いでいますから。監督一人の責任ではありませんが、親会社である阪急阪神ホールディングスは『管理体制が甘い』と相当怒っていますよ」(スポーツ紙担当記者)

以下は、明らかになった阪神の主な不祥事だ。

●開幕前の3月。藤浪晋太郎らが不要不急の外出自粛が要請されている中、女性がいる食事会に出席。新型コロナへの感染が判明。

●5月。緊急事態宣言中にもかかわらず西勇輝が滋賀県内でゴルフし、三重県で女性と不倫密会していたと『週刊文春』が報じる。

●9月。「会合は4人まで」という球団のルールを破り、福留孝介や岩貞祐太など8人が名古屋市内の飲食店で会食。4人の感染がわかったーー。

本命は優勝経験監督だが……

「藤浪が感染した直後には、揚塩健治球団社長が会見で『厳しく外出禁止という形で臨むべきだった』と謝罪しています。にもかかわらず、トラブルが次々と明るみになったんです。フロントにメスが入るのは間違いない。矢野監督のマネジメント能力も問われ、立場が危うくなるかもしれません」(同前)

後任監督として、すでにメディアでは何人かの名前が報じられている。

「最右翼はOBの岡田彰布さんでしょう。05年に監督として優勝経験があり、数値化にもとづく緻密な戦略を立てられますから。ただ難点は、フロントに対してもハッキリものをいうこと。球団の幹部の大半は、阪神電鉄からの出向組です。安全運転を志向しトラブルを嫌います。編成などにも意見を言う岡田さんを、敬遠するかもしれません。

若手からの評価が高いのが、17年まで二軍監督を務めた掛布雅之さん。『長所を伸ばす』をモットーに、ソフトな指導で選手からの評判が良かったんです。ただ厳しく選手を鍛えた当時の一軍監督・金本知憲さんとソリが合わず、自主退職のような形で退任してしまった。以来、球団では触りづらい存在ではあります」(球団関係者)

では、誰は適任だろう。意外な人物の名前が急浮上している。

「今季限りでの引退を表明し、長年ストッパーを務めた藤川球児です。メジャーだけでなく、独立リーグで苦労を重ね阪神に復帰するなど経験も豊富。負けが込んでも後ろ向きにならず、『こういう時こそ前を向けよ』とチームを鼓舞しています。若手投手陣の兄貴分で、聞き役として選手からの慕われている。本人も『ゆくゆくは指導者になりたい』と話しています。監督として適任でしょう。

最多セーブ2回、最優秀中継ぎ2回を獲得した、阪神の大功労者です。いきなり矢野さんの次は難しいかもしれませんが、将来の監督候補であることは間違いありません」(同前)

期待されながら、毎年ピリッとしないタイガーズ。関西のファンを喜ばせるためには、“火の玉ストレート”を連発する守護神の気迫が必要かもしれない

  • 写真共同通信社

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