追悼・竹内結子さん「美しく凛々しい飾らない素顔」 | FRIDAYデジタル

追悼・竹内結子さん「美しく凛々しい飾らない素顔」

悲しみの連鎖はいつ止まるのか 国民的女優の早すぎる死に日本中が呆然

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2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』に出演し豊臣秀吉の側室役を演じていた竹内結子。この後は撮影現場へ直行
2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』に出演し豊臣秀吉の側室役を演じていた竹内結子。この後は撮影現場へ直行

女優として、母として。竹内結子(ゆうこ)(享年40)さんが見せるのは、いつも強く美しい、凛(りん)とした表情だった。本誌が上の写真を撮影したのは約4年前。

歌舞伎役者の中村獅童(48)と離婚し、シングルマザーとして子育てに励んでいた時期だ。当時小学校高学年だった長男のため、自宅近くの教育施設へ出向いた竹内さん。ブラックのパンツスーツを着こなす姿は同年代の母親たちの中でもひときわ目立ち、女優オーラを放っていた――。

9月27日、日曜日の朝。竹内さんの死が各放送局の速報テロップで報じられた。SNSにはたちまち彼女の早すぎる死を悼むファンの声があふれた。

本誌’99年4月30日号には、デビューから4年後、19歳のころの竹内さんが掲載されている(3枚目写真)。当時〝主役よりカワイイ美少女〟として取り上げられた彼女は、自身の性格について「私って実は、一度決めたコトは絶対に譲らない頑固者なんです」と語っていた。

その後フジテレビの月9ドラマ『ランチの女王』(’02年)で大ブレイク。以来ドラマに映画にと活躍し、現在も出演映画『コンフィデンスマンJPプリンセス編』が公開中だ。

本誌は今年6月にも昨年再婚した事務所の後輩である俳優・中林大樹(35)と買い物をする竹内さんの姿を目撃している。1月に出産した次男を乗せたベビーカーを押す表情は柔らかく、薄化粧が綺麗な顔立ちを際立たせていた。

再婚し子宝にも恵まれ、順風満帆に見えた生活。近しい友人は、「死に至る心当たりはない」と肩を落としながら、最近の竹内さんの様子についてこう明かした。

「コロナ前は自宅に友人を呼んでホームパーティーを開いていました。結子さんは甲斐甲斐しくみんなの食事を取り分けてくれて。一部で鬱(うつ)状態だったのでは、という憶測もありますが、旦那さんはよく結子さんのサポートをしていて、中学生になる息子さんとも仲良さげに会話していましたよ。ご夫婦はいつも下の名前で呼び合って、幸せそうに見えました」

事務所関係者は次のように話す。

「主演作『ミス・シャーロック』(Huluで配信)の続編制作も検討されており、他の仕事の話も進んでいました。本人も乗り気だったのに……」

爽(さわ)やかなあの笑顔を、再び見られる日はもう来ない――。

高級ベビーカーを押しながら買い物を楽しんだ二人。夫の中林大樹の左手薬指には、結婚指輪がキラリと光る
高級ベビーカーを押しながら買い物を楽しんだ二人。夫の中林大樹の左手薬指には、結婚指輪がキラリと光る
当時共演していた宮沢りえについて、「私が男だったらギュッと抱きしめたくなるような感じ」と笑顔を見せた
当時共演していた宮沢りえについて、「私が男だったらギュッと抱きしめたくなるような感じ」と笑顔を見せた

『FRIDAY』2020年10月16日号より

  • 写真竹本テツ子 山田宏次郎 矢西誠二

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