来年大作ドラマ『日本沈没』に「半沢」から託された重いバトン

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『半沢』のバトンをつなぐ

いまだに耳にこびりついて、つい口ずさんでしまうのがドラマ『半沢直樹』(TBS)の壮大なテーマ曲。最終回放送から相当な時間が経過したいまも、多くの視聴者が“半沢ロス”を引きずっている。

「全10話の世帯平均視聴率は24.7%(個人全体15.4%、ビデオリサーチ調べ)。日本全国で延べ6658万人(到達人数)がリアルタイムで観た計算になる。このインターネット全盛の時代に快挙と言うべきです。伝説のドラマとして語り継がれるのは間違いない」(他局編成関係者)

そんななか飛び込んで来たのが、TBSによる衝撃発表。半沢ファンなら誰もが期待して止まない「シリーズ続編」制作の可能性について「考えていない」と否定したのだ。

「定例社長会見で編成局長が言明しました。もっとも、『半沢』については、どんな結果になっても主演の堺雅人(46)と今回のシリーズでいったん終わる方針が決まっていたとか。最終回のラストで『終』の文字が躍り出たのは堺やスタッフの『全力でこのドラマに取り組んだ』という意思表示でもあるわけです」(同)

『半沢』の続編制作はないというTBSが現在、総力を挙げて取り組んでいるのが、来年10月にも放送されるともっぱらの噂の日曜劇場ドラマ『日本沈没』。主演に小栗旬(37)を据え、1974年に同局で放送された同作品のリメイク版を制作する。

「ずばり20億円近く制作費を投入し、映画並みの撮影体制で臨みます。制作は『半沢』チームが中核を担う。共演者も香川照之、上戸彩や及川光博、賀来賢人、尾上松也、北大路欣也、柄本明らが出演の予定。さらに、ニューフェイスとして杏、柄本佑らの出演が取り沙汰されています」(制作関係者)

また、ジャニーズ所属のアイドル陣が投入されるとの話も浮上しているという。

「中島健人(Sexy Zone)や平野紫耀(King & Prince)らの名前が挙がっているようです」(芸能プロ関係者)

大成功したドラマ『半沢直樹』からバトンを託される『日本沈没』には、いろいろな期待がかかっているという。

「先ごろ、20年4月から9月までの上半期プライム帯の個人視聴率(今年3月ビデオリサーチが採用した数字指標)が発表された。何世帯がテレビを視聴していたという大雑把な世帯視聴率と違い、個人視聴率は性別や年齢などの細かい項目別で、誰がどれだけ視聴していたかがハッキリわかってしまう。『半沢』は世帯も個人全体もトップでしたが、F1・2層(女性の20~49歳)を見ると、あまり芳しくない結果が出て来たんです」(広告代理店幹部)

もちろん『半沢』が若い女性をターゲットにしたドラマでないことは言うまでもない。しかし広告スポンサーにとって一番重要とみなされている視聴者層がこのF1・2層、というのも実情だ。

また、今期、『半沢』や『私の家政夫ナギサさん』などのドラマが次々ヒットし、TBSは話題を独占したものの、その一方で若者にウケるバラエティ番組がなかなか振るわないことも、局内では課題になっているという。

そうした課題意識から、来年の目玉である『日本沈没』では、若い視聴者を取り込むためにも、ジャニーズタレントらを起用しよう、という話があるようだ。

余談だが『半沢直樹』で、大和田取締役に扮する香川が半沢に対し『銀行沈没! 頭取も沈……ヴォツ!』と発した名言。これには、誕生秘話があったという。

「香川さんはちょうどこの収録をしていた時に『日本沈没』のオファーを受けたそうで、その企画書のことが頭に残っていた。だからアドリブで『沈没』が飛び出した、というわけです」(放送作家)

いろんな事情があるにせよ、ドラマ『日本沈没』が注目を集めている作品であることには違いない。『半沢』に並ぶ名作が誕生するのか。いまから楽しみだ。

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