車の前に飛び出し暴言…「桶川のひょっこりはん」の歪んだ快楽

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送検される「桶川のひょっこりはん」。運転手の驚く顔を見ると快楽を感じ迷惑行為を繰り返していたようだ

「やめろ!」

「やめねーだろ!」

白昼の路上で激しく揉み合う4人の男性たち。小柄な男が年輩の男性につかみかかり、後ろから二人の男性が止めようとしている。

「邪魔くせぇ、おろせ、おろせ!」

「何がおろせだよ」

「YouTube」にアップされた生々しい動画。埼玉県上尾署は10月6日、通りすがりの男性の胸倉をつかんだとして、暴行の疑いで桶川市のパート従業員・成島明彦容疑者(33)を逮捕した。成島容疑者は昨年9月、上尾市などで走行中の車の前に飛び出し、道路交通法違反などで逮捕され執行猶予期間中だった。

「運転手の驚く顔を見たい」

そんな呆れた理由で同様の犯行を繰り返していた成島容疑者は、埼玉県内ではちょっとした有名人。突然車の前に現れることから、捜査関係者から「桶川のひょっこりはん」と呼ばれていたのだ。

「自転車に乗っていただけ」

「執行猶予中で、なりをひそめていた『ひょっこりはん』が、また迷惑行為を繰り返していると噂になっていました。注意したら石をぶつけられたという被害者男性が、成島容疑者を待ち構えていて抗議したところ、逆ギレして暴れ出したらしい(冒頭の動画)。警察には『自転車に乗っていただけなのに文句を言われた。腹がたった』などと供述しているようです」(全国紙社会部記者)

金髪のロン毛にマスクとサングラス、黒のスーツというのが「ひょっこりはん」の定番スタイルだ。自転車で車の前に出、道路のセンターライン付近をゆっくりと蛇行運転。不意に対向車車線にはみ出すという行為を繰り返す。慌ててよけた車が、歩道にいる人をはねたら大惨事にもなりかねないーー。

イタズラにしては、たちが悪過ぎる行為だ。昨年7月には、実際に急ブレーキをかけた対向車の男性がケガをしていいる。

「犯行は18年ごろから。当初はSNSで噂になっている程度でしたが、昨年7月にメディアが取り上げたことから一気に有名になりました。静観していた警察も重い腰を上げ、同年9月に男性にケガをさせた件で成島容疑者を逮捕したんです。

当時の肩書は『金属加工会社社員』でしたが、今回は『パート従業員』。逮捕により解雇されたのかもしれません。その後、成島容疑者は今年2月にさいたま地裁で懲役2年執行猶予4年の判決を言い渡されました。しかし、5月ごろから再び『ひょっこり行為』が行われていたようです」(同前)

逮捕され、有罪判決を受けても「ひょっこり」を繰り返しつづける成島容疑者の行動に対して、世間の声は怒りを通り越して呆れるばかり。ネット上には「心の病では?」「何らかの治療プログラムが必要なのではないか」と、多くの書き込みがあった。

最初は意図せずに飛び出し、思わぬスリルと相手の反応に快楽を覚えたのだろう。だが、欲望はどんどんヒートアップ。自制できずに、「ひょっこりはん」は再逮捕となった。

  • 撮影蓮尾真司

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