ぬいぐるみは「田中三郎」キュートさと渋さが光る桜田ひよりの魅力

ドラマ『24 JAPAN』で獅堂現馬の娘・美有を熱演する17歳!

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桜田ひより(撮影:KOBA)

原作もイライラさせるキャラだけに、「美有を見てイライラしてほしい(笑)」

日本では2003年にビデオ化され、大ブームを巻き起こした『24-TWENTY FOUR-』。レンタルビデオ屋の棚は「貸し出し中」の文字で埋め尽くされ、返却を待つファンで行列ができるという熱狂ぶりだった。その日本版リメイクが、現在放送中の『24 JAPAN』(毎週金/テレビ朝日系23:15〜)。本作で唐沢寿明演じる獅堂現馬の娘・美有を演じているのが、桜田ひよりだ。

「美有役のオファーが来た時は、本当にびっくりしました。しかも全24話という長期作品を経験したことがなかったので、どういう感じで進んでいくんだろうと、期待感が大きかったです。

原作の『24-TWENTY FOUR-』は、役が決まってからシーズン2まで見ました。一度見たら止められなくて、家族と夜な夜な、夜更かし状態 (笑)。美有のモデルのキム(主人公・ジャックの娘)は正義感が強く、友達思いで、お父さんを大好きなことがすごく伝わってきました」

『24-TWENTY FOUR-』ファンの間でも、キムは好き嫌いがはっきりわかれるキャラだ。ルックスはバツグンに可愛いけれど、無鉄砲なところに思わず「落ち着いて!」と言いたくなってしまう。美有も、その設定を受け継いでいる。

「キムを見ていると、視聴者は“そっちに行っちゃダメだよ〜!”と止めたくなったり、イライラしますよね(笑)。 “家から出ないで、おとなしくしてほしい”とこっちは思っていても、彼女は動いちゃう。

美有を見て、視聴者の方がイライラしてくれたらいいな、と思って演じています。キムも美有も、本人はすごく真っ直ぐで、取る行動に信念があるんです。でも周りからすると、ただの迷惑という(笑)」

ハードなシーンが多いだけに、チャレンジングな役柄かと思いきや……。

「お仕事を始めた時から、何かに追われていたり、誘拐されたり、閉じ込められる役が多くて(笑)。慣れているので、問題ないです!」

今クール最大の注目作、『24 JAPAN』。平成の熱狂が、令和によみがえる。

「登場人物それぞれのパートごとにストーリーが展開していくのですが、出演者の私たち自身も、自分以外のパートがどう進んでいるのか全く知らないんです。一視聴者として、私も放送を純粋に楽しみたいです。登場人物の多い作品ですが、演じる方々がとにかく豪華! そこにもぜひ、注目してもらいたいです」

桜田ひより(撮影:KOBA)

桜田ひよりが芸能界を目指したのは、わずか5歳の時。しかもきっかけは、意外にも渋いドラマだった。

「母と一緒に、再放送のサスペンスドラマを見るのが大好きでした。幼稚園から帰るとソファに座り、夕方のニュースが始まるまでドラマを楽しむんです。それで『相棒』を見て、“これに出たい”と言ったのが、女優になったきっかけです」

5歳で『相棒』を見て女優になりたいと思うところが渋いが、趣味も「フィルムカメラで写真を撮ること」と、これまた渋い。

「知り合いがフィルムカメラを使っていて、ずっと“いいな”と思っていたんです。そんな時におじいちゃんの家でたまたま発見して、“これ、使ってないなら私のものー!”と勝手に宣言して(笑)。おじいちゃんは、快く譲ってくれました。

フィルムカメラの魅力は、できあがりをその場で見られないところ。現像された写真を見る瞬間、ワクワクします。たまに存在自体を忘れていたフィルムが出てくるので、現像に出して、“そういえば、こんなのを撮っていたなぁ”と思い出すのもまた楽しいんです」

一時期ハマっていたぬいぐるみ集めは、今は趣味と言うほどではないものの、可愛がっているぬいぐるみがあるという。

「1メートルくらいの大きさの、ワニのぬいぐるみがお気に入りです。めちゃくちゃフワフワで抱き心地がよくて、いつもベッドにいます。名前は、田中三郎。古風な名前がいいなと思って、なんとなく決めました。そのワニ、本当にそんな感じの顔なんです(笑)」

17歳とは思えない、古風な命名である。将来の夢も、どこか変わっている。

「50歳まで必死に働いて、そこから孤島に移住して、優雅な生活を送りたいです。週末は賑わっている地域へ行きたいので、船を運転してくれる人を雇って。自給自足は絶対できないから、その船で食材を運んできてもらいます。まずは船と、人を雇えるくらいのお金を、50歳までに稼いでおきたいです(笑)」

ドラマでこのキュートな姿を見られるのもあと33年と考えると、一瞬を大切にしたいものだ。「テレビだけじゃ足りない」という人には、2021年版のカレンダーブックが10月30日に発売されるので、毎月めくりながら「桜田ひよりがいる今」を噛みしめてほしい。

「今回のカレンダーは、“高校を卒業した幼馴染みの女の子”がテーマです。彼女と一緒に行った遊園地や、勉強会をした思い出が走馬灯のようによみがえり、“俺、アイツのことを好きだったんだ”と自覚する、みたいなイメージで撮影しました。“ちょっとドキドキする幼馴染み”の感覚を、楽しんでもらいたいです」

2021年、彼女は高校を卒業し、仕事に専念する。「勉強は得意じゃないし、青春は中学までで充分楽しんだので」とスッパリ言い切る桜田ひよりの、女優業へ邁進(まいしん)する姿には惚れ惚れとしてしまう。

桜田ひより(撮影:KOBA)

桜田ひよりに5つの質問

Q1 人に自慢できることは?
A1 四つ葉のクローバーを見つけるのが得意
中学3年の最後の1ヵ月、登下校で四つ葉のクローバーを見つけることを自分へのノルマと課していたんです(笑)。おかげでどこへ行っても、すぐ見つけられるようになりました。どんどん溜まってしまうので、最近は見つけたら友達にプレゼントしています。幸せの、お裾分け。

Q2 今、プレイリストに入っているお気に入りの音楽は?
A2 New Hope Clubの『Love Again』
毎日、必ず聴いています。胸が苦しくなるようなラブソングなんですけど、リズム感も好きだし、3人の声も素敵です。サビの盛り上がる部分には、グッと引き込まれます。

Q3 影響を受けた作品は?
A3 『シング・ストリート 未来へのうた』
私よりちょっと年下の男の子が主役の、コメディドラマです。目立たない存在の彼がある日、大人っぽい女の子に一目惚れ。思わず「僕はバンドをやっているんだけど、MVに出ない?」とウソをついちゃう。それを実現させるために原石を集めてバンドを組む、甘酸っぱい青春物語です。この時期にしか味わえないことがあるんだな、と実感しました。

Q4 毎日していることは?
A4 サボテンに水をあげる
1ヵ月くらい前からサボテンを育てていて、今はまだ芽の状態です。表面の土が乾いたらお水をあげることが、日課となっています。柱サボテンなので、本気で頑張って育てたらめちゃくちゃ大きくなるはず。今、6本育てているんですが、成長が以前よりもゆっくりになってきているので、頑張って育っていただきたいです(笑)。

Q5 好きなタイプは?
A5 目標を持っている人
男女問わず、魅力的に感じます。お話をしていて、「この人には芯があるな」「こうなりたくて、頑張っているんだな」と感じると、自分も頑張らなきゃと思えるし、いい影響をお互い与えられるんじゃないかなと。高めあえる関係がいいなと思います。

桜田ひより(撮影:KOBA)

桜田ひより(さくらだ・ひより)
2002年12月19日生まれ。千葉県出身。
2014年、出世作となる『明日、ママがいない』(日本テレビ系)にピア美/鳥羽直美役で出演。
2017年、『咲-Saki-阿知賀編episode of side-A』(MBS/TBS)にて、高鴨穏乃役で初主演。
松丸星愛姫役で出演した映画『鬼ガール!!』が、10月16日より全国公開。
『桜田ひより 2021カレンダーブック』は、研音公式ショップ『K-SHOP』他にて発売中。11月1日にはSHIBUYA TSUTAYAにて発売記念イベントも開催予定。

桜田ひより(撮影:KOBA)
桜田ひより(撮影:KOBA)
桜田ひより(撮影:KOBA)
桜田ひより(撮影:KOBA)
桜田ひより(撮影:KOBA)

撮影:KOBA
取材・文:篠崎美緒
企画・構成:SUPER MIX

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