13歳少女を5万円でわいせつ…ウーバーイーツ配達員の呆れた詭弁

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移送される上杉容疑者。カネをためては少女たちにわいせつな行為をしていたようだ(手首など画像は一部加工しています)

「おカネに困っている中学生を助けるためにやりました」

児童買春、ポルノ禁止法違反で捕まった男は、警察の取り調べに対しこう話しているーー。

逮捕されたのは、東京・新宿区に住むウーバーイーツ配達員・上杉英明容疑者(32)だ。上杉容疑者はSNS上で知り合った女子中学生(13)に対し、今年3月に18歳未満と知りながら武蔵野市内のホテルでわいせつな行為を行った。少女には5万円を渡したという。

「上杉容疑者は、少女がツイッターに投稿した『暇だな』という呟きに反応したんです。その後メールでやり取り。『5万円でどう?』と持ちかけたそうです。

上杉容疑者は、ウーバーイーツの仕事でカネがたまるたびにSNS上で少女を物色していたのでしょう。以前から同じような手口で、女子中学生などを誘う人物を警察は注視していました。上杉容疑者は、捜査線上に上がっていたんです」(全国紙社会部記者)

欲望を満たすために弱みにつけ込み……

直接面識がないにもかかわらず、ネット上で知り合った男性から18歳未満の女性が性被害を受けるケースが多発している。以下は、最近起きた主な事件だ。

・7月、ツイッターで知り合った10代の少女に、国家公務員が居酒屋で睡眠薬を飲ませホテルでわいせつ行為。

・8月、44歳の男がSNS上で連絡を取り合ったいた女子高生を1ヵ月にわたり自宅で監禁。

・9月、38歳の男がオンラインで知り合った小4女児を誘拐。

・10月、中学校の23歳男性教諭が17歳の少女にSNSでわいせつ動画を要求。

なぜ、こうした卑劣な犯罪が頻発するのだろう。元神奈川県警刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が解説する。

「以前からこうした犯罪はありましたが、新型コロナウイルスの影響で増加しているようです。コロナで仕事が減り、おカネに困っているのは大人だけではありません。高校生も、アルバイトや小遣いが減っています。中学生は、バイトもできない。わいせつ目的の男が、おカネに困った少女たちの弱みにつけこんでいるんです。

外出を自粛する日々が続いているのも、影を落としている。友人たちと会う機会が減少し、少女たちは多くの時間をSNSに使っています。安易な気持ちで、男から誘いに乗るケースも多いのではないでしょうか」

見知らぬ男と接触する、少女の行動に強い注意を呼びかけようという動きもある。

「警察はサイバー補導に力を入れています。ネット上で『遊ぼうよ』『おカネもらえればOKです』などの少女の書き込みを発見すると、警察官が関心を装った男になりすます。連絡を取り合い直接少女と会い、彼女たちを補導するという試みです。毎年数百人単位の少女を補導。その大半が非行歴のない、いわゆるフツウの少女だそうです」(小川氏)

ネットが社会全体に浸透し、男女がSNS上で出会うのも一般化した。裏に潜む悪意を見抜くことは、相当難しい。「困っている中学生を助けるため」とは、今回逮捕された配達員の詭弁だろう。目的は、欲望を満たすことなのだから。

  • 撮影蓮尾真司

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