本田真凜&望結が姉妹対決の合間に見せた「素顔と愛情」
妹・望結のシニアデビューで姉妹対決が実現 !「熱戦の合間に見せた素顔」
|スポーツ
出番を控えた妹の髪の毛を、後ろから笑顔で優しく整える姉――。女優業とフィギュアスケート、二つの舞台で活躍する本田望結(みゆ)(16)と、その姉でフィギュアスケーターの本田真凜(まりん)(19)。10月9日からの2日間、ともに『東京選手権』に出場した二人は、激しい戦いのなかでも自然な「姉妹愛」を見せた。
真凜と望結は、普段から仲睦まじい様子を発信している。今年6月に開設したユーチューブチャンネル『本田姉妹やで』では、末の妹・紗来(さら)(13)を含めた3人で動画に出演。関西弁で笑い合いながら縄跳びをしたり、鯛焼きを作ったりする無邪気な姿が反響を集め、登録者数は瞬く間に41万人を突破した。互いに「みーちゃん」「まりん」と呼び合う本田家の次女と三女は、ともに幼い頃からフィギュアの世界で努力を重ねてきた。
この日の大会では、望結が16歳となりシニアデビューしたことで姉妹対決が実現。真凜は7位、望結は12位に入賞し、ともに『東日本選手権』への切符を勝ち取った。スポーツライターの折山淑美氏は二人の演技をこう分析する。
「望結選手はやっぱり女優だなと感じさせる、本当に情緒のある滑りですね。表現力が豊かでしなやかで、見る人を楽しませることができる。真凜選手はもともと身体能力がとても高く才能があるのですが、今は少し伸び悩んでいます。今後その壁をどう乗り越えていくかですね」
これから始まる真凜と望結の、〝氷上の姉妹競演〟から目が離せない。



『FRIDAY』2020年10月30日・11月6日号より
写真:時事通信社