50歳になった原田龍二が赤ふん一丁で語る「裸一貫からの再出発」 | FRIDAYデジタル

50歳になった原田龍二が赤ふん一丁で語る「裸一貫からの再出発」

ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」は50歳の誕生日記念の特別編!

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撮影:富田恭透
撮影:富田恭透

10月26日に50歳の誕生日を迎えた原田。
人生100年といわれている中での、折り返し地点。紆余曲折あったこれまでの人生を振り返り、これからの人生について語ります。

 

赤いふんどし一枚でカメラの前に立つ男・原田龍二。

鍛え上げた筋肉隆々の体というよりは、年齢を重ね、しっとりとした脂の乗ったその体はとても50歳を迎えたとは思えない、枯れを知らない男の色気を感じさせる。

「50歳になったのですが、なんの変化も感じていないのが正直なところです。実際、体力的にも気力的にも30歳の頃と一切変わっていません。ぼくは節目というものを気にしないタイプなんだと思います。

実際、20歳の成人式も出席していないくらいですから。成人式の日に撮った写真を1枚だけ持っているのですが、背広を着た成人式に出席した後の同級生の友人二人と、普段着のセーターを着たぼくがディスコにいる写真です(笑)」

年齢に縛られない、という思いは芸能界にいる諸先輩から学ぶことも多いという。

「里見浩太朗さんとお食事に行かせていただいた時に伺って驚いたのですが、精力的にお芝居をされているので気がついていませんでしたが、今、里見さんは83歳だそうです。それに水谷豊さんともお話をしていたら“あと2年で70歳になる”とおっしゃっていました。

芸能界の第一線を走る方たちが年齢を感じさせずにお仕事をされている姿を見ると、ぼくが50歳であれこれいっている場合じゃないと思うんです。自分の失敗で、色々とご迷惑をおかけしてきた40代ですが、これからも年齢を言い訳にしないで、先輩たちに少しでも近づけるように仕事を続けていきたいですね」

撮影:富田恭透
撮影:富田恭透

40代後半で起こしてしまった車中不倫という恥ずかしい出来事……。決して擁護するわけではないが、熱を帯びてきたカメラマンとの撮影で、徐々に上気する原田の体に汗がにじむ姿を見ていると、間違いが起きても仕方ないようにも感じてしまう。

「あの事件は自分の慢心が起こしたことです。恥ずかしく情けない40代の後半でした。でも、そんなことがあっても支えてくれた家族の存在が、今でもぼくを生かしてくれているし、これからもぼくの生きていく支えだし、人生の幸せだと思っています。

子どもがいなかったらどんな人生だっただろうね、と妻と話したことがあるんです。でも、やっぱりふたりともそんな人生は想像できないんですよね。だからこそ、50歳を超えてこれからは彼らに恥ずかしくない背中を見せていかなくてはいけないと思っています」

不倫、といえば今の芸能界では一番のご法度。これが原因で第一線に戻れずにいる人も少なくない。そんな中、原田が今も変わらずお茶の間に親しまれているのは、きっと彼を愛する家族の支えと、嘘偽りなく自分の気持ちを伝える彼の正直さと真面目さがあったからこそだろう。

「ぼくは人生の中で大きな夢や目標を立てるタイプではないんです。ぼくと仕事をしたいといってくださった方の気持ちに応えられるように一生懸命やるだけ。少しでも早く夢に近づけるように大きなステップを踏める器用なタイプではないからこそ、一つひとつの仕事を全力でやらせてもらっています。

こうやって裸を見せることも、恥ずかしいという気持ちよりは、どうしたら見てくださる方が喜んでくれるのか、カメラマンさんの思いに応えられるか、この一瞬に最高の結果を出せるように仕事をしています。こういった愚直な姿勢が少しでも評価されているのであれば、それは嬉しいことですね」

撮影:富田恭透
撮影:富田恭透

芸能活動28年、齢50にして、なかなか聞かれる質問ではないだろうと思いながら、あえて原田にこんな質問をしてみた、「今、やってみたい役者やタレントとしての仕事はあるか」と。すると原田は「まだまだ意欲は尽きないんです」と笑顔で語った。

「俳優としては、幼いころに観ていた映画のスターたち、それこそ高倉健さんのような“不器用だけれど愛のある役柄”を演じてみたいですね。それから、タレントとしてはぼくの人生に大きな影響を与えてくれたドキュメンタリー番組にもっと出演したいです。

ぼくを民族の生まれ変わりだといって迎え入れてくれたアマゾン川の流域に住むヤノマミ族や、家族のようにかわいがって馬を与えてくれたモンゴルの人たちにもう一度会いにいきたい。

50歳、裸一貫から新たにスタートする気持ちでもっと精力的に仕事をしていきます」

撮影:富田恭透
撮影:富田恭透

●原田龍二(はらだりゅうじ)

1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍。一方で芸能界きってのミステリー好きとして知られており、近著に世界中のUMA(未確認動物)を紹介する『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務める。現在、YouTubeチャンネル「原田龍二の湯~チューブ!」を配信中!

撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透
撮影:富田恭透

撮影:富田恭透
取材・文:知野美紀子
構成:SUPER MIX

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