中田敦彦、ローラ、吉川ひなの…芸能界でヴィーガンが流行の背景 | FRIDAYデジタル

中田敦彦、ローラ、吉川ひなの…芸能界でヴィーガンが流行の背景

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最近、”完全菜食主義”であるヴィーガンを告白した中田敦彦。芸能界ではブームになりつつあるが……
最近、”完全菜食主義”であるヴィーガンを告白した中田敦彦。芸能界ではブームになりつつあるが……

「ずっとおかしいと思っていた」

オリエンタルラジオの中田敦彦が、YouTubeチャンネル『オリエンタルラジオ―Oriental Radio』に相方の藤森慎吾と出演し、最近になって“ヴィーガン”になったと告白した。

ヴィーガンとは肉や魚以外に卵や乳製品を含む、動物性食品をいっさい口にしない「完全菜食主義者」のことだ。

中田が最初にヴィーガンに興味を持ったのは“ITで成功している人にヴィーガンが多い”ということで、それから調べていったそうだ。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズは、環境問題を考えヴィーガンになったと言い、主に3つの理由があると中田は説明した。

1つ目は、ファストフードなどで使われる激安の肉は、南米やアフリカのアマゾンを伐採して巨大な工場を作り、ぎゅうぎゅう詰めに動物を詰め込んだ劣悪な環境で大量生産している“工業畜産”が生み出しているもの。中田はその映像を見たとき強いショックを受けたという。さらにその工場建設によりアマゾンが伐採されていき、ほとんどが無くなってしまったようだ。

2つ目は人道的なもの。人間も同じ動物なのに、こんなひどいことをして食べていいのかという問題。

3つ目は、動物性たんぱく質は体にあまりよくないというエビデンスがある、というものだ。

中田は正直に言って環境というよりも自分の健康のことを考えてヴィーガンを選択したと明かした。しかしヴィーガンでない人を一切否定するつもりもないと。ただ今後ヴィーガンを理解してくれたらウェルカムと言うといったスタイルのようだ。

藤森はその動画を撮影する前、自身のYouTubeチャンネルで4キロのステーキを食べるという企画をやったそうだが、“中田がそれも否定しない”ということを聞きひと安心していた。

そのほかにも、ローラ、吉川ひなのなど、肉食をやめたことを公言するに芸能人は数多い。

ローラは過去にユニセフのボランティアに参加した際、

《わたしはいま頭の中が子供達や動物の幸せと地球をまもることでいっぱいです。それと調べるほど許せないこともたくさんあり、悲しい気持ちになります。今回は自分ができる事として1000万円を寄付する事にしました》

吉川ひなのも食事だけでなく、ファッションのために毛皮にされている動物が消費されていることに声をあげ、絶対に買わないと自身のエッセイで明かした。

「著名人の中にはボランティア活動に精を出す方がたくさんいらっしゃいます。参加するきっかけは様々でしょうが、そこで環境問題を勉強したことで共感していき、ヴィーガンになった人、肉を食べるのをやめた人も。あと、芸能人として環境問題に切り込んでいく方が好感度も上がる、ということもあるのかも。クリーンなイメージになるのでCMも付きやすい。企業は環境問題を重視していることが多いですからね」(芸能レポーター)

地球の環境を考えることで、タレントとしての好感度も上がる。さらに健康まで手に入れられるのであれば今後も芸能人にヴィーガンが増えていきそうな予感だ。

一方で中谷美紀は出演したテレビ番組で、6年間肉を食べなかったことで「めまいや突発性難聴が起こった」と告白した。さらに体調だけでなく、

「機嫌は悪くなり人と口を利きたくなかった」

とメンタルにも悪影響を及ぼしたと明かした。たんぱく質は三大栄養素の一つなので、野菜だけではバランスが崩れるという意見もある。もちろん、個人差があるのだろう。

芸能界といえば、「とりあえず寿司、焼肉」的なノリだったはず。それが今はヴィーガン大流行。まさに時代の流れだろうか――。

  • PHOTO吉田 暁史

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