田村淳投入の『グッとラック!』話題性は十分も視聴率に響かず | FRIDAYデジタル

田村淳投入の『グッとラック!』話題性は十分も視聴率に響かず

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毎朝レギュラーコメンテイターとして出演する田村淳だが、視聴率は伸びず……
毎朝レギュラーコメンテイターとして出演する田村淳だが、視聴率は伸びず……

毎日のように番組での発言がネットニュースなどに取り上げられている朝の情報番組『グッとラック!』(TBS系)。9月28日からは「メインコメンテーター」として、ロンドンブーツ1号2号の田村淳を起用。立川志らくと共に毎日出演している。

ライバル番組との視聴率を見ると、羽鳥慎一の『モーニングショー』(テレビ朝日系)が8~9%台、加藤浩次が司会の『スッキリ!』(日本テレビ系)が7~8%台を平均的にたたき出し、『とくダネ!』(フジテレビ系)は5%台を堅持している。だが、『グッとラック!』は2%台がほとんどと、数字だけをみれば残念ながら“ひとり負け”状態だ。

「志らくさんだけでは、視聴率が思うように振るわなかったので、淳さんを投入して“二枚看板”としましたが、視聴率が伸びない。何だったら3%台から2%台に下がっています。

淳さんは“ゴールデン帯の司会クラス”なので決してギャラは安くはないでしょう。コロナ禍でテレビ局の営業成績は軒並み悪化。制作費だけが膨れ上がり数字が取れないとなると、打ち切りも視野に入れなければならない」(芸能レポーター)

「FLASH」の11月3日号では、志らくと淳は、それぞれ個別でチーフプロデューサーとしか打ち合わせをせず、ほかのスタッフがオンエアの内容についていけないことがあると報じた。これが本当であれば、構造的な問題が生じるだろうという声が聞こえる。

「他のスタッフが内容を完璧に把握していないというのは、非常にやりにくいでしょうね。やはり番組というのはプロデューサーではなく、ディレクターや演出陣が細かく作っていくものなんです。演者任せにしても面白い演出やテンポで作ることはできません。しかもどんな発言をするかを把握できていないと放送事故の原因となる。普通の生放送番組では、言ってはいけないことなどを含め綿密にディレクターと打ち合わせします」(テレビ局関係者)

同番組は10月29日の放送で物議を醸した。乳がんについてスタジオでトークした際、志らくは「母親がいないとね、子どもにとっては不幸なこと」と発言したのだ。

それに対し木曜レギュラーとして出演していた小林麻耶は、

「志らくさんが先ほど“母親がいないというのは不幸だ”という風におっしゃったのは、私はそういうふうには思いません。母親がいない人たちだってたくさんいますし、母親に虐待を受けている人たちもいますし。“母親がいない人が不幸”というそういう言い方は、私は個人的に嫌いです」

と志らくの発言に苦言を呈した。

「小林さんは、妹の麻央さんを同じようにがんで亡くしました。麻央さんの子供たちのことを考えると“母親がいないのは不幸”なんていう発言は絶対に許せないと感じたのではないでしょうか。海老蔵さんを含め、周りが愛情をかけて育てている中で、不幸と決めつけるのは乱暴でしょう」(前出・芸能レポーター)

生放送でのトラブルといえば、10月24日に放送された『胸いっぱいサミット!』(関西テレビ)の中で、タレントのデヴィ夫人が“不妊の9割9分は堕胎によるもの”と決めつけ大炎上し、謝罪に追い込まれた。

しかし『グッとラック!』の場合、毎日のようにネットニュースの記事になり話題になっている。番組内ではしっかりと議論もされているのに、なぜ2%台という低視聴率になっているのか。

「打ち合わせ不足のせいか、この番組は物議を醸す発言が多いため各紙が記事にしやすいのでしょう。志らくさんや淳さんはファンも多いがアンチも多いので、記事にするとネットなどのコメント欄も盛り上がりたくさん読まれるという側面もある」(スポーツ紙記者)

ネット上で話題になっても視聴率がついてこなければ、TBSにとって全く旨みがない話。最近では橋下徹氏なども出演しているが、視聴率を巻き返すことはできるのだろうか……。

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