SNS誹謗中傷を受けたエンリケが突き止めた「私を攻撃した人」

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元人気キャバクラ嬢で現在は実業家として活躍するエンリケが、自身のYouTubeチャンネルにて、ネット上で誹謗中傷を繰り返していた人物を訴えると公表していた件で、示談したことを明かした。裁判で決着を付けたいと願っていたエンリケが、示談を受け入れた理由を語った。

私を“攻撃”したのは、全く見知らぬ人だった……

シャンパンの「直瓶」(ビンのまま一気に飲みほす)でお馴染みのエンリケは、18歳から32歳までの約14年間、キャバクラ嬢として活躍。現在は、実業家としてシャンパンサロンやエステサロンの運営、各種アプリ開発、ブランド品の売買などを手掛けている。

SNS上でも目立っていたエンリケさんは、日ごろからネット上で誹謗中傷を受けていた。今回、そのうちの一人と裁判で決着させるつもりで準備を進めていた。

「SNS誹謗中傷裁判」には、以下のような3段階がある。

① SNS運営会社にIPアドレスの開示を求める手続き(裁判)
② プロバイダにIPアドレスの契約情報(個人情報)の開示を求める手続き(裁判)
③個人情報を特定した相手を名誉棄損や侮辱の疑いなどで訴える裁判

エンリケは、今年4月16日にYouTube公式チャンネルに「【開示】誹謗中傷は絶対に許せません!激おこ!」と題した動画を投稿し、書き込みを行っていた人物の個人情報を特定し内容証明にて連絡を取ったこと、そして、訴えを起こす意向であることを明かしている。

「順を追って話すと、SNS運営会社にIPアドレスの開示を求める裁判は、2回行いました。実は、1回目は、それなりの数の書き込みに対して開示請求の裁判を行ったのですが、私は『公共性が高い』と判断されて、期待していたほどの結果を得ることはできませんでした。いわゆる“有名税”というものだと思いますが、もちろん、理解も、納得もできません。芸能人の方も含めて、みんな同じ人間ですから。

とはいえ、東京地裁がそう判断している以上、誹謗中傷を少しでも減らしていくためには、やり方を変えて、ひとつずつ、実績を作って行かなければならないと思いました。

2回目は、ひとつの匿名掲示板に絞って、そこに投稿されていた約10件の書き込みに対し、開示請求の裁判を起こしました。約半数のIPアドレスが開示されたのですが、ふたを開けてみたら、開示されたすべての書き込みがひとつのIPアドレスから行われていました。書き込みを行っていたのも1人で、まったく知らない方でした」

ここまでは、動画にて公開している。

「その後、6月に示談しました。守秘義務があるため、詳しいことはお話できないのですが、示談金は、100万円を希望しました。最終的な結果は、大幅に減ることはありませんでしたが、100万円よりは少ない金額になりました」

「直瓶」で一気にブレイクしてから、多くの誹謗中傷を受けるようになったという。

「誹謗中傷はもう13、4年前からずっと、書かれ続けています。昔だったら、同業者のキャバ嬢による書き込みが多いと感じていました。誰かは分かりませんが、お店の子しか知らない内容が含まれていたりするので、『ああ、お店の中だ』と思ったこともあります。

『ブス』、『性格悪い』などの悪口にも、昔は滅入っていたのですが、私の知名度が上がって行くにつれて、書き込まれる内容がどんどんエスカレートしていきました。友人やダンナさんを悪く書かれたりもしています。誹謗中傷は今もあり、『エンリケはネズミ講だ』などの事実無根の内容もあります。

裁判を起こそうと思ったのは、罰を与えたいというわけではないのですが、やはり、犯罪なんですよね。二度とそういうことをしないようになってもらうためにも、やったことに責任を取ってもらいたいと思いました。当然、許せないという気持ちもありました。

当初の想いとしては、例え2年、3年掛かってでも、裁判で決着を付けたかったです。ただ、裁判を起こすと、こちら側に、実際に被害を受けたことを証明する責任が発生したりもします。弁護士の先生とも話し合い、相手の方も反省しているとのことなので、今回は示談することにしました」

見知らぬ人から攻撃を受ける今のSNS社会を、どう思っているのか。

「誹謗中傷をするのは、『意外と私の近いところにいる人間なのかな』とは思っていました。今回は、たまたまといいますか、結果として特定されたのは1人だけで、その1人が知らない方だったのですが、まったく知らない人から攻撃されるって、怖いです。『私、あなたに何かした? 何もしていないじゃん』、『私の何を知っているの?』とも思いました。

相手の方は、もちろん私の存在自体は知っていたのだと思いますが、『会ったこともない人なので、悪気なく書いちゃったのかな』とは思いました。もちろん、『悪気なく』は、通用しません」

SNS誹謗中傷によって自殺している人もいる

ネット上での誹謗中傷は、今も繰り返されている。

「誹謗中傷に関しては、まず、『書き込む側がSNSをやめるべき』だと思います。よく、『叩かれるのが嫌ならSNSをやめろ』と言われるんです。『叩かれるのは宿命だ』とも。それって、おかしいですよね。『有名人は叩かれて当然』、『芸能人は叩かれて当然』と言う人もいますが、『いや、みんな同じ人間でしょ』って。まったく反対で、誹謗中傷をする人がSNSをやめるべきだと思います。

また、誰か1人が叩くと、リンチみたいになってみんなでわあっと叩くこともあります。『多数の人間』に見えても実際は『1人とか数人』ということもあるのでしょうが、やっていることが本当に、殺人行為にすら見えます」

今回は示談という結果に終わったが、今後も、情報開示は続ける。

「今回、動画をあげたことで、批判的な書き込みが少なくなりました。今後も、情報開示は続けるつもりですし、情報開示の手続きをしたら『しました』と発信し、『匿名はもはや通用しない』ことを伝えていきたいです。

SNSの誹謗中傷では、自殺されている方もいます。また、そのことによって情報開示がしやすくなったりもしています。ただ、政府の方にはもっと情報開示の簡易化を進めてほしいですし、相談窓口なども増やしてほしいです。情報開示が容易になれば、誹謗中傷は、もっと減ると思います」

最後にエンリケは、今まで自分を誹謗中傷をする人たちに対し、こんなメッセージを残した。

「私も、SNSの奴隷のようになってしまっている今のこの世の中は正直、息苦しいです。言いたいことも発信しずらいし、何かしたらすぐに叩かれることはものすごいストレスになります。思いやりといいますか、『もし、その書き込みで命を落とす人が出てきたら、あなた、責任取れるの?』と伝えたいです。『自分がされて嫌なことは人にはしない』という世の中になってほしいです」

 

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  • 取材・文・撮影竹内みちまろ

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