満員電車で女子中学生に体液かけた小学校教頭の「ヤバい言い分」

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女子中学生に体液をかけた武井容疑者。犯行を一部否認している(手首付近など一部画像加工しています)

帰宅ラッシュの時間のため、車内は多くの乗客で混み合っていた。男は、ドア付近にいた中学1年生の女子生徒の後ろに立つと下半身を露出。気づいた少女が顔を背けると、彼女の右手首付近に体液をかけたーー。

11月9日、神奈川県警は同県伊勢原市立小学校の教頭・武井雅典容疑者(59)を少女への暴行の疑いで逮捕した。事件が起きたのは9月16日、午後5時過ぎ。下北沢と登戸間を走行中の、小田急線の車内でのことだ。

「体液をかけた武井容疑者は、登戸駅で電車を降りると何事もなかったように立ち去ったとか。被害にあったのは、下校途中だった川崎市内に住む12歳の少女です。武井容疑者と同じ駅で下車し泣いているのを不審に思った駅員が、少女から事情を聞き110番通報。防犯カメラの映像などから、武井容疑者が捜査線上に浮かびました。少女とは面識はなかったそうです。

調べに対し武井容疑者は、『行為をしたのは間違いない』と話しています。ただ『短パンをはいていたので(体液が)かかってしまったのかもしれない』とも供述。故意の犯行は否認しています」(全国紙社会部記者)

懲戒免職にならない可能性も

武井容疑者が勤務した小学校のある伊勢原市教育委員会は、「事実であれば子どもたちや地域住民、地域の方々に申し訳ない」とのコメントを発表している。武井容疑者とは、どんな教師だったのだろうか。

「短髪で少し太っているため威圧感はありますが、性格はマジメ。穏やかな性格だったようです。定年を前に、どうして教師人生を台無しにするようなことをしたのか。警察では、詳しい動機を調べています」(同前)

教師による犯行がいっこうに減らない。特に顕著なのがわいせつ事件。文部科学省によると、18年度は懲戒免職になった教員231人のうち、わいせつ行為が要因となった案件は7割にのぼる。停職などの懲戒処分や訓告を含めると282人となり、10年前の1.7倍になるのだ。だが……。

「実際には事件を起こしても、懲戒免職になるケースは非常にまれです。教員全体から見ると、確率は0.03%ほど。しかも免職(教員免許失効)となっても、3年たてば再取得が可能です。しかも勤務先の都道府県を変えれば、再就職もできるんです。中には事件を起こしながら、3年後に別の自治体でわいせつ行為で逮捕される事態も起きているんですよ。

現行の制度では問題が多すぎるという指摘がある一方、再就職の道を閉ざすのは人権上の理由から難しいという意見もあります。懲戒免職にならなければ、退職金も払われます」(教育問題に詳しいジャーナリスト)

本来、子どもの模範となるべき小学校教頭の卑猥な犯行。それでも教育者として罰を受けないとしたら、どうにも腑に落ちない。

  • 撮影蓮尾真司

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