山下智久の武器は、外国人女性とのスキャンダルでモノにした英語力 | FRIDAYデジタル

山下智久の武器は、外国人女性とのスキャンダルでモノにした英語力

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
10月31日にジャニーズ事務所を退所した山下智久。既に海外で撮影に臨んでいるという
10月31日にジャニーズ事務所を退所した山下智久。既に海外で撮影に臨んでいるという

山下智久がジャニーズ事務所を退所する。いやすでに10月31日に退所していたというのだ。

これには驚いた人も多いだろうが、マスコミの間では退所のウワサはすでにだいぶ前から出ていたので、驚いた関係者はいない。それでも、発表の10日も前に退所していたのには驚いた人は多いことだろう。

ジャニーズ事務所関係者によれば山下は6月に退所届を出しており、退所は来年3月の予定だったという。それが早まったのは例の『女子高生モデルと飲酒&お持ち帰り』報道が関係しているのは言うまでもない。

「無期限の活動休止という処分を受けた以上、仕事ができません。そんなときにハリウッドから映画出演のオファーが入りました。こんなチャンスを逃すわけにはいきません。何が何でも引き受けたいと考えるのは当たり前でしょう」(芸能プロ関係者)

活動自粛のままでは、オファーを断らざるを得ない。ならば事務所を辞めてフリーになるしかないと考えたのは当然だろう。

山下の海外進出が顕著になったのは‘19年にハリウッドスターのウィル・スミスの会社とマネージメント契約を結んだ時からだが、それよりはるかに前に“海外志向”が芽生えていた。

雑誌のインタビューで答えていたところによれば、ジャニーズ事務所に入った年の夏、小学校6年生の時にジャニーさんに連れられて1か月ずっと海外で過ごしたことがあるという。そこで本場のショービジネスに触れ、刺激を受け感動した、と。幼いながらも、自分も将来はここでスポットライトを浴びたいという気持ちがふつふつと湧いてきたのは想像に難くない。

世界に向かって歩き始めた山下が第一に取りかかったのは、語学の習得だ。同じインタビューで、

《10代のうちに、海外は結構いろんなところ行っているけど、そのほとんどが仕事。CMの撮影でスペインのマドリッドに行ったときは、ベッカムにも会った!

でも、当時は英語が喋れなかったから、全然コミュニケーションが取れなくて、悔しかった。今、英語をマスターしたい思いが強いのも、あのときの悔しさが、原動力の一つになっているのかもしれないね》(原文ママ)

と語っている。

英語をマスターするには語学学校に通うのが普通だが、山下が選んだのは違った。

「熱愛、交際報道はいくつか出ましたが、その中に外国人女性とデート現場を撮られたものがあります。英会話教師の女性もいました。外国人の友人あるいは恋人を作ることが語学をマスターする最短の方法だと言われていますので、山Pもそれを実践していたんでしょう」(週刊誌記者)

エンターテインメントの世界は特に、日本人が海外で成功するには英語力は不可欠だ。

これまで何人もの日本人がハリウッド進出を試みているが、成功したのはごくわずか。多くは英語の壁に阻まれて、断念せざるを得なかった。日本人から見て流ちょうな英語を話しているように見えても、ネイティブには程遠いことが多いのだ。はたして山下はどうか。

「あくまで台詞を聴いた感想ですが、共演者と比べてもそん色ない。台詞を相当練習したか、もともと英会話が得意なのかどちらかでしょう。渡辺謙さんよりも自然な感じがします。英語が堪能というだけでなく、俳優としてのポテンシャルも高いようで、彼が通っていた現地の演劇学校の講師や映画プロデューサーからも高評価を得ています」(映画ライター)

山下は現在カナダ・トロントで映画の撮影に臨んでいるが、ハリウッドの人気監督が手掛けるドラマにも出演が決まっているという。

これまでハリウッド映画で日本人俳優が演じる役は限られていた。日本人そのものか、時には中国人を演じることもある。しかし山下はルックスもスタイルもアジアっぽくないという。しかもジャニーズ時代に培った歌とダンスがある。映画やドラマだけでなくミュージカルの舞台も夢ではないだろう。

海外進出に関しては前途洋々のように見えるが、国内での活動はどうなるのだろうか。

「活動自粛中に無理を言って事務所を退所したとなると、ドラマや映画など、今後は国内で仕事するのは大変だと思います。しばらくは海外での活動だけになるのではないでしょうか」(前出・芸能プロ関係者)

ファンは山下がハリウッドで主演を勝ち取り、日本に凱旋する日をじっと待つことになるだろうが、その時彼はジャニーズ出身で一番の“成功者”となっているのでは――。

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • Photo島颯太

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事