女児わいせつ行為を動画販売…三度逮捕された男の「呆れた犯行」

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3度目の逮捕となった近藤容疑者。女児にわいせつ行為をし動画で撮影。ネットで販売していた(手首付近など画像は加工しています)

男は3ヵ月の間に三度目の逮捕となったーー。

11月11日、神奈川県警は児童買春・ポルノ禁止法違反(提供目的製造)の疑いで、東京都杉並区の無職・近藤善広容疑者(33)を再々逮捕した。同容疑者は、9月と10月にも強制わいせつや強制性交の罪で逮捕・起訴されている。

「今回はインターネットの婚活サイトで知り合った、40歳の女性宅での犯行です。昨年6月、彼女の4歳になる次女に自分の下半身を触らせるわいせつ行為を働いた疑いが持たれています。今年3月にも、8歳の長女の下半身を触るなどの行為をしていました。

しかも、その様子を収めた動画をネット上で販売していたのです。近藤容疑者は以前から女性の外出時に食事や入浴の世話などをし、姉妹の面倒をよくみていたとのこと。姉妹を懐かせていたのでしょう」(全国紙社会部記者)

家宅捜索で押収されたパソコンやスマホからは、大量のわいせつな動画が発見された。9月と10月に逮捕された際の容疑は、動画から発覚した以下のようなものだ。

売った動画は60本

●9月の逮捕:19年2月、仙台市内のホテルにSNSで知り合った宮城県内の小学6年女児(当時)を呼び出す。さらに「撮った動画を販売する。売り上げの半分をあげる」と言って、複数回にわたり性的暴行。その様子を撮影していたとして逮捕された。撮影した画像はインターネットで数万から数十万円で売っていた。撮影は家庭用ビデオカメラをベッドの前に固定して行う本格的なものだった。

「動画は60本ほど売れたようですが、少女に売り上げの一部が渡されることはありませんでした」(同前)

●10月の逮捕:18年4月、東京都西東京市のマンションのモデルルームで小学4年女児(当時)の女子にわいせつな行為。その様子を動画に撮った。近藤容疑者は事件の1週間前に現場近くの公園で知り合った小学5年男子(当時)に「モデルにならない?」と声をかけさせて3人で部屋に行ったという。行為の最中、男児は浴室で待機させられていた。近藤容疑者は当時不動産会社勤務で、モデルルームの鍵を持っていた。

「近藤容疑者は調べに対して、『17年3月から今年3月の間に10人以上の女児にわいせつな行為をした』と供述しています。動画という“動かぬ証拠”があるため、短期間に三度目の逮捕となりました。今後さらに立件される可能性もあります」(同前)

収まることのない子どもへの性犯罪。これまで150人以上の子供への性加害者の治療に当たってきた、精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳氏に話を聞いた。

「子どもへの性犯罪は暗数が多い、しかも、このような動画を撮る手口だと被害を訴えづらいので、まだまだ表ざたになっていない犯行があると推測されます。私が担当してきたペドフィリア(小児性愛障害)の人たちは、犯行件数が非常に多いのが特徴でした。

日本では一回起訴されれば、その後余罪が立件されても報道されないことが多いですから。今回はたまたま3回逮捕されてそれがすべて報道された。今回の例は特殊ではなく、こうした事件は日常的に日本全国で起きているんです」

斉藤氏によれば、子どもに対して性的な魅力を感じてしまう性的嗜好は、国際基準である「ICD―10」や「DSM―V」では小児性愛障害という精神障害に分類されるという。小児性愛障害は依存症としての側面もある。斉藤氏が続ける。

「ペドフィリアの人の行動として一番顕著なのが、反復性と衝動性です。反復性とは犯行で得た刺激が忘れられなくなって繰り返すこと、衝動性とはある特定の条件が揃うと衝動の制御が難しくなるということです。他に強迫性、貪欲性、親和性、有害性、行動のエスカレーションなど7つが彼らの行動特性と言えます」

アルコール依存、薬物依存などを完全に止めることは難しいと言われている。しかし、再発防止プログラムなど周囲からさまざまな助けをえれば「止め続ける」ことは可能だ。性犯罪加害者への、犯行防止プログラムへの支援が求められている。

  • 撮影蓮尾真司

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