<figure id="attachment_147764" aria-describedby="caption-attachment-147764" style="width: 2803px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="3b944529"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/12/1994a96543bcb6f4130cd1b731ecbf85.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-147764" class="wp-caption-text">マスターズ最終日（11月15日）、15番ホールで豪快なアイアンショットを放つ松山。ボールとメンタルのコントロールに苦しんだ（写真：ＡＰ／アフロ）</figcaption></figure>
<p>第２ラウンドが終わった時点で、首位と１打差の６位タイ。今年の松山英樹(28)はいつもと違う。９回目の出場にして、日本人初のマスターズ制覇だ――。日本のゴルフファンなら、テレビの前で誰もがそんな期待をしていただろう。</p>
<p>だが結局、第３ラウンド以降は得意のアイアンが乱れてしまいスコアを伸ばせず、13位タイに終わった。それでも、ゴルフジャーナリストの武藤一彦氏は収穫があったとこう指摘する。</p>
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<p><span class="strongInContent">「いつもの松山なら、メジャー大会の前週は必ず休んでいました。それが今年に限っては、ヒューストンオープンに出て２位に入ったんです。自分のやり方を変えて、良い結果を出した身体の動きのまま、マスターズに臨めたんです。３日目からは精神的な疲れが出たように見えましたが、総合力は上がっています」</span></p>
<p>今年のマスターズはコロナ禍の影響で開催が遅れたが、来年は例年通り４月に行われる。そして、松山がメジャーを制覇する可能性は十分にある。</p>
<p><span class="strongInContent">「３日目以降の失速について、松山は『自分（の精神状態）をコントロールできなかった』と語り、しっかり分析ができていました。これまでなら『メンタルは関係ないです』と言っていましたから、これは大きな進歩です。自分の弱さに気づき、受け入れている。確実にマスターズ優勝に近づいていると思います」（ゴルフジャーナリスト・舩越園子氏）</span></p>
<p>大会後、松山は「来年は必ず勝てるように頑張る」とリベンジを誓った。５ヵ月後、グリーンジャケット姿を見られるか。</p>
<figure id="attachment_147766" aria-describedby="caption-attachment-147766" style="width: 2952px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="525fe78c"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2020/12/c5358805fda75995cdd2cc7c43b53661.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-147766" class="wp-caption-text">思うように転がらないオーガスタのグリーンによって、バーディを何度も逃した（写真：Getty Images）</figcaption></figure>
<p>『FRIDAY』2020年12月4日号より</p>
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Getty Images、AP/アフロ

第２ラウンドが終わった時点で、首位と１打差の６位タイ。松山英樹が日本人初のマスターズ制覇か、と期待したファンも多かったことだろう。しかし結果は13位タイ。その原因とは？　そして来年に向けての課題とは？

松山英樹「来年は優勝」目標でもメジャー制覇に必要なモノとは

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