工藤静香がKokiの撮影現場で発揮した「ステージママ」の存在感
クールなイメージのある親子の意外な素顔を発見した。
11月中旬、渋谷駅南側を再開発してできた複合施設『渋谷ストリーム』に、大きな人だかりができていた。スタッフらしき大勢の外国人に囲まれていたのは、木村拓哉(48)と工藤静香(50)の次女でモデルのKōki,(17)だ。
「道の真ん中に撮影セットの電話ボックスが2基建てられていて、上部には『COACH』と書かれていました。Kōki,さんの服装や身に着けているアイテムからして、春物の撮影だったのでしょう。少し撮ってはすぐにスタッフが彼女にコートを掛けに来て……という繰り返しでした」(通りかかった人)
すると、スタッフの輪の中に見覚えのある顔が。母親の工藤静香だ。
スタッフに日傘を差してもらいながら悠然と椅子に腰かけ、娘の撮影風景を眺める工藤。時折スマホをいじったり、スタッフとバイク談議に花を咲かせたりすることはあったが、常にKōki,から注意を逸らすことはない。
「Kōki,さんの活躍の陰には工藤さんのプロデュース能力の高さがあります。Kōki,さんの仕事で一貫しているのは、『価値を重視する姿勢』。ガツガツせずに仕事を選んでおり、日本のバラエティー番組には今まで出演していません。そのため、今後は彼女自身がブランドのようになっていくことでしょう。
もう一つは、『グローバル志向』です。今も海外ブランドのアンバサダーや中国のファッション関係の仕事をしていますが、今後はさらに、海外のエンタメ・ファッション業界に参入していくでしょう。こうした戦略的な売り出し方一つ一つに、工藤さんの冷静な分析力が発揮されています」(芸能リポーター・長谷川まさ子氏)
休憩時間には工藤とKōki,がベンチで二人きりに。工藤がKōki,に何かを囁くと、よほど面白かったのか、二人は顔を見合わせて大爆笑。普段カメラの前で見せているキリッとした表情とは打って変わってリラックスした様子だ。
「二人は家庭内でも仲が良く、インスタグラムに一緒に登場することもしばしばです。仕事上のプロデュースも、工藤がKōki,のプライベートな魅力を知り尽くしているからこそうまくいくのでしょう」(ファッション業界関係者)
最強のプロデューサーを持つKōki,は、芸能界でも怖いものなしだろう。








『FRIDAY』2020年12月11日号より
撮影:近藤裕介