直撃撮!演歌歌手・角川博がカラオケボックスで「ひとり昼カラ」姿 | FRIDAYデジタル

直撃撮!演歌歌手・角川博がカラオケボックスで「ひとり昼カラ」姿

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その声量ある美声がカラオケボックスの外まで響いていた角川博。10人ほど入る部屋は彼ひとりだけだった……
その声量ある美声がカラオケボックスの外まで響いていた角川博。10人ほど入る部屋は彼ひとりだけだった……

「時々、素人離れした歌声が響いているので、ついつい部屋をのぞき込んでしまいました。いやー、いいものを聞かせてもらいましたよ」(居合わせた客)

11月中旬の昼下がり。都内にあるカラオケボックスの空室が目立つのは、時間的なものなのか、はたまたコロナの影響だろうか。

それだけに、フロアー中に迫力ある美声がより際立って響いている。恐る恐る部屋をのぞいてみると、ステージでは貫禄ある御仁が熱唱中。よく見てみると、NHK紅白歌合戦に3度の出場歴のある大物演歌歌手の角川博ではないか。

10人ほど入れる大部屋だが、角川以外に他の人の姿は見えない。大きなスクリーンに映し出された歌詞を見ると、彼が今年8月に発売した新曲「雨の香林坊」を熱唱しているようだ。

「私も家族でよく昼カラするのですが、何度か角川さんをお見かけしたことがあります。ドアを閉めていても声量の大きさと抜群のうまさなので、廊下で聞きほれてしまいましたよ」(別の居合わせた客)

角川といえば、高校卒業後にクラブやキャバレーで歌っていたところ、その歌声に惚れた関係者がスカウト。‘76年にデビューすると、抜群の歌唱力から日本本レコード大賞新人賞などの各新人賞を総なめにした。

また、美空ひばりや五木ひろし、小林旭などの“ものまね”も得意にしており、男女問わずに歌い上げる姿は、まさに神業だ。

そんな、芸能界でもピカイチの歌唱力を誇る角川が“ひとりカラオケ”とは意外。この日も1時間ほど、約10曲を熱唱した彼を、カラオケ店から出たところで直撃取材した。

――角川さんが「ひとりカラオケ」しているので驚きましたよ。

「あっ、ビックリした。見られちゃった? 僕もまさかカラオケボックスで、ひとりで歌う日が来るなんて思ってもいなかったよ。実は10月2日に8か月ぶりに1時間のステージがあったのですが、コンサートの最後の方はノドがいうことを聞かなくなった。

自分の中では“なんじゃこりゃ”だよ。だから、お客さんにお金返そうかと思ったよね。まあ、返さなかったけど(笑)。プロとして今年で45周年なんだけど、そんなことは初めてでしたね」

コロナ禍でコンサートなどは2月から中止に。テレビ収録などはあったが、10曲以上続けて歌うことはなかったという。

――やはり歌手もアスリートのように試合に出ていないと、パフォーマンスが落ちてしまうということですか?

「長期休養なんて今までは正月休みくらい。長くても1か月くらいですよ。デビューのころから3日に1本はコンサートがあったし、コロナになってそれがゼロになった。8か月間も歌う場所がなかったというのは初めてなんですよ。

今まで風邪ひいても歌に影響はなかったの。だから、ノドの筋力が落ちたんだろうね。ホント、こんなこと経験したのは初めて。ですから、10月からはコンサートの前などには、必ずカラオケボックスで歌うようにしている。今まで3回ほど来たかな。30分から1時間くらい、10曲くらいを立て続けに歌っていますよ」

今は12月22日に行われるデビュー45周年のディナーショーに向けて準備を進めているという角川。新型コロナウイルスはコンサートが出来ないというだけでなく、ミュージシャンにとって大切な“ノド”にも大きな影響を及ぼしていたようだ。

  • 取材・文荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    埼玉県さいたま市出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオにも出演中

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