知的障害ある少年に10回性的行為を働いた、43歳男の卑劣な計算

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男子高校生にわいせつ行為をはたらいた矢田容疑者。若い同性に興味を抱いていた(手首付近など画像は加工しています)

同じ少年を狙い繰り返された卑劣な犯行──。

東京・杉並区の公園のトイレで、知的障害のある10代の少年にわいせつな行為をした男が逮捕された。

「準強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、杉並区の自称・清掃業、矢田和雄容疑者(43)です。矢田容疑者は10月5日、登校途中の少年に『ちょっと来て』と声をかけ、公園のトイレに連れ込んで下半身に触るなどしたそうです。矢田容疑者が少年に声をかける様子を不審に思った母親が警察に相談したことから、事件が発覚しました」(全国紙社会部記者)

逮捕の決め手となったのは防犯カメラの映像だった。矢田容疑者は取り調べに対し「昔から男の子が好きだった。高校生ぐらいの子が好きだったので、わいせつなことをやってしまった」と、容疑を認めているという。矢田容疑者はこの少年だけを狙って10回ほどわいせつな行為を行ったと供述しており、警察は余罪を追及している。

知的障害者を狙ったわいせつ事件が後を絶たない。しかも、標的となるのは少年少女や児童である場合も多い。最近報じられたニュースだけをざっと挙げても次の通りだ。

性犯罪率は健常者の3倍

・10月15日、兵庫県警明石署は知的障害のある女性(25)にわいせつな行為をしたとして、明石市の障害者福祉サービス事業所の元運転手(71)を準強制わいせつで逮捕。容疑者は女性を自宅に送って行く車内で胸や太ももを触ったという。調べに対し「体は触ったが強制ではなかった」と供述した。

・10月16日、警視庁は学童施設で知的障害を持つ小学生女児に繰り返し性的暴行を加えるなどした疑いで施設の元職員(44)を強制性交等と強制わいせつ、児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕した。容疑者は「同意の上だった」と供述。

・11月26日、知的障害のある少女11人への準強姦や強制わいせつなどの罪に問われた被告(32)の控訴審判決。懲役17年とした一審の判決が支持され、被告の控訴が棄却。「同意の上だった」という被告の主張に対し、裁判長は「自己の性欲を満たすため、抵抗や被害申告が困難な知的障害者、年少児童ばかりを狙っており、犯行は卑劣で悪質だ」と述べた。

海外の統計では、障害者は健常者の3倍の確率で性犯罪の被害にあいやすいという。自分の口で被害を訴えることが困難だというのが狙われやすい理由だ。容疑者が「同意の上だった」と主張すれば、被害者本人の口からそれに反論することは難しい。

「昨年に起きた事件では、46歳の男が20代の女性を近所で見かけて一目ぼれ。男は彼女に知的障害者であることを知り、無理やり自宅に連れ込んで強制わいせつ行為におよび逮捕されました。男は『彼女に対する気持ちが抑えられなくなった』と供述していたそうです」(同前

性犯罪者は、弱者をターゲティングしてから犯行に及ぶ。弱者の弱みにつけ込んで、犯罪に手を染めるのだ。今回の事件のような知的障害を持つ児童は、とくに狙いやすいという。力で弱い相手の自由を奪い、犯行は障害により発覚しないーー。そんな卑劣な計算が、加害者に働いているようだ。

  • 写真蓮尾真司

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