酒気帯びで逮捕の小金沢昇司が語っていた「演歌界での夢」 | FRIDAYデジタル

酒気帯びで逮捕の小金沢昇司が語っていた「演歌界での夢」

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釈放された小金沢。弁護士にうながされ何度も頭を下げた

「長くっ!」

警視庁・東京湾岸者の前で担当弁護士に謝罪の短さをダメ出しされたのは、演歌歌手の小金沢昇司(62)だ。11月30日に留置先の同署から釈放されると、集まった報道陣へ「本当に申し訳ございませんでした」と弱々しい声で2秒ほど低頭。弁護士に短いと注意されると、再び「本当に申し訳ございませんでした」と今後とは8秒ほど頭を下げた。

事件が起きたのは11月28日の昼過ぎだ。

「小金沢が一人で運転していた車が、トラックに追突したんです。場所は東京・杉並区の環状7号線。駆けつけた警察官が小金沢さんの呼気検査をすると、基準値を超えるアルコールが検出されたんです(1リットルあたり0.15gを超過)。警察の取り調べに対し、小金沢は『当日の午前中に酒を飲んだ。仮眠をとったがアルコールが抜けなかった』と供述しています。幸いケガ人はいませんでした」(全国紙社会部記者)

所属レコード会社などによると、しばらくは謹慎し芸能活動は自粛するという――。

CMで曲が30万を超えるヒット

08年当時『FRIDAY』の取材を受けた際の小金沢。ノドにスプレーを吹きかけるサービスも

ほとんど無名だった小金沢の名前を全国区にしたのは、92年8月から放送されたコマーシャルがキッカケだ。ノド用スプレー「フィニッシュコーワ」のCMで「歌手の小金沢クン」と紹介され、話題になったのだ。小金沢は『FRIDAY』(08年12月19日号)の取材に応じ、こう答えている。

〈出演が決まった時は、これで顔だけは覚えてもらえると嬉しかったです。デビューした5年目でしたが、ヒットを飛ばせていませんでしたし……。でもCMの内容を聞いて愕然としました。渡辺篤史さんがナレーションで『歌手の小金沢クンがつけているのはフィニッシュコーワ』と言うだけ。ボクのセリフも歌も一切流れないんですから〉

だが、この意味深なナレーションが功を奏す。小金沢のコメントだ。

〈ビートたけしさんが何かの番組で、『小金沢クンて誰なの?』と言ったのがキッカケだと思います。たった2ヵ月間のCM放送でしたが、オンエア率が高かったためか一気に注目されました。おかげでフィニッシュコーワは、それまでの数十倍の売り上げ。同年5月に発売されたボクのCD『おまえだけ』は、30万枚を超える大ヒットとなったんです。薬局には『小金沢クンをください』と買いに来る人も、大勢いたそうですよ〉

「歌手の小金沢クン」は、同年の流行語大賞を受賞。本人は、記者に〈演歌界で自分なりの色をだしたい〉と夢を語っていた。だが、好調な時期は長く続かなかった。もともと酒豪として知られたが、その後はヒットに恵まれず酒の量が多くなっていったという。

「若い頃は北島三郎の付き人をしていましたが、14年に事務所から独立。コンサートを行い新曲もリリースするが、ヒット曲には恵まれませんでした。念願だったNHK紅白出場もかなわず、少し悩んでいるようでしたね。

酒に逃れたい気持ちもあったのでしょう。飲み方は問題が多かった。よく知人たちと、どれだけ強いか勝負していましたよ。ウィスキーのボトルを2本ドンと置いて、一対一で飲み比べるんです。急性アルコール中毒で、病院に搬送された人もいます。本人も、たびたび病院のお世話になったハズ。師匠の北島さんも『酒飲んで大成したヤツはいない』と呆れていました」(音楽事務所関係者)

絶頂から低迷へ。一度は全国区の演歌歌手となった小金沢だが、酒で足元をすくわれてしまった。

  • 撮影蓮尾真司

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