大坂なおみも登場するナイキCM「SNS上での賛否の行方」 | FRIDAYデジタル

大坂なおみも登場するナイキCM「SNS上での賛否の行方」

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大坂選手は9月に行われた全米オープンで、警察官による人種差別的な暴力の被害に遭った黒人犠牲者の名前をマスクにプリントしていた(写真:AFP/アフロ)
大坂選手は9月に行われた全米オープンで、警察官による人種差別的な暴力の被害に遭った黒人犠牲者の名前をマスクにプリントしていた(写真:AFP/アフロ)

11月28日にNIKE JAPANが発信したCMが物議を醸している。

その投稿は動画以外に《動かしつづける。自分を。未来を。》というメッセージと共に「#YouCantStopUs」というハッシュタグが付けられている。

CMの内容は、日本で生活するこどもたちが、それぞれのシチュエーションで差別やいじめを受けているような描写があり、サッカーなどのスポーツを通じて自分が変わっていき、笑顔を取り戻す…といった内容だ。

中には子どもがスマホを片手に、《連載コラム「現代の在日問題を考察する。」》という記事を読み問題提起するシーンもある。

このCMに対してSNS上では賛否さまざまな意見が流れているようだ。

《NIKEのCM素晴らしすぎて涙出た》
《僕もマイノリティ側の人間なので良いなと思ったよ》

という賞賛の声もあれば、

《スポーツは楽しくやるものでは?不満をぶつける対象にして楽しめますか?》

といった批判的な声も。まさに賛否両論入り乱れている。

「SNS上では“#NIKE不買”というハッシュタグがつけられ、“靴や服を捨てる!”とか“二度とNIKEは買わない”という怒りの声が多数見られました。逆に“いいCMだ”と肯定的な人も多いですが、なかにはNIKEの靴を捨てている人に“よかったら無料でお引き取りします”と漁夫の利を狙ったような人も出てきましたね」(スポーツライター)

このCMには女子テニスの大坂なおみ選手も登場。彼女自身も、過去にはある芸人のネタにされたことが問題となったこともあった。黒人が白人警察官に殺されたことに対する抗議として、亡くなった人の名前をマスクにプリントされたものを試合の際につけて話題になったことも記憶に新しい。しかし、彼女の行動にさえ批判的な声が上がった。それがネットという空間だ。

さて、論争を呼んだこのCM。ナイキにとって最終的にプラスとなるかどうか――。

  • 写真AFP/アフロ

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