渡部建「答えられません」連発会見でテレビ復帰が絶望的に | FRIDAYデジタル

渡部建「答えられません」連発会見でテレビ復帰が絶望的に

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1時間半以上の会見で、渡部は汗だくになりながら質問に答えていた
1時間半以上の会見で、渡部は汗だくになりながら質問に答えていた

約1時間半に及ぶ謝罪会見を行ったお笑いコンビ「アンジャッシュ」渡部建。6月に複数の女性との不倫が報じられての会見だったが、なぜこの時期に…という質問には終始、歯切れの悪い答えだった。

「大晦日に行われる『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の「絶対に笑ってはいけない」シリーズで復帰すると、ニュースサイト「週刊女性PRIME」が11月16日に報じた。これに「スポーツニッポン」が追随し、18日にすでに極秘収録済み…と伝えた。するとネット上では、《見たくない》《渡部はムリ》《何でもアリでは済まされない》などと、大炎上しましたね」(スポーツ紙記者)

復帰報道が出ての世間の厳しい声に押されての会見かと思われたが、渡部はこれを否定。あくまで、復帰ありきの会見ではないことを強調した。

だが『笑ってはいけない』の収録に参加したかどうかの質問になると「答えられません」の一点ばり。あくまで謝罪を優先しており、仕事復帰とは無関係と話していた。収録に参加したことは否定せず。あまりに矛盾している説明に、会場は白けムードが漂っていた。

ベテラン芸能レポーターの石川敏男氏も今回の会見を「大失敗」と断じたうえで、こう話す。

「具体的な話をせずにただ、謝るばかり。テレビ局がどうこうではなく、収録に参加したかどうかは話さなくてはならないだろう。こんな話しかできないのであれば、騒動1年後くらいに開けばよかった。相方の児島一哉さんに差をつかられているから、早い復帰を焦ったとしか思えないよ。この失敗会見は夫婦関係にも影を落とすのでは」

と、いったんは許すことにした妻・佐々木希との離婚危機が再燃しかねないと指摘する。

「まさにレポーターさんたちに“フルボッコ”にされた姿をカメラの前にさらしたのは良かった。ですが、肝心の謝罪がまったく響いてこなかった。これでは、リスクを取ってまで彼を起用しようと思うテレビマンはいないでしょう。すでに収録されている『笑ってはいけない』も、文字通りお蔵入りになるのでは……」(テレビ局関係者)

会見の直前に『笑ってはいけない』に出演している「ダウンタウン」松本人志は自身のTwitterで、

《オレと渡部の共演は当分無いと思うよ~。》

と三行半とも思える言葉を投稿。大御所芸人に見放されては、テレビ復帰もままならないだろう。

『笑ってはいけない』の収録に参加したかどうかはともかく、すでに仕事をスタートさせたのかどうかも明らかにできないのはマイナスだろう。素直に

「黙ってテレビ復帰しようと思っていたのですが、あまりのバッシングの多さに慌てて会見を開きました」

と話した方が、恥はかいても、どれだけイメージが良かったことか。

会見で1つの誤魔化しは、すべての言葉が誤魔化しに聞こえてしまう。不倫相手への謝罪や妻への誠意も、どこか上辺だけに思えてしまった。

芸能人として“失うモノは何もない”ほどの崖っぷちで臨んだ会見だったはず。なのに、彼はいったい何を守ろうとしていたのだろうか――。

  • 取材・文荒木田 範文(FRIDAYデジタル芸能デスク)

    埼玉県さいたま市出身。夕刊紙、女性週刊誌を経て現職。テレビやラジオにも出演中

  • PHOTO會田 園

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