岩田康騎手もゾッコン 荒れる師走競馬は新人・秋山稔樹騎手に注目 | FRIDAYデジタル

岩田康騎手もゾッコン 荒れる師走競馬は新人・秋山稔樹騎手に注目

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すでに16勝(12月5日現在)を挙げた新人の秋山稔騎手。穴党にとって大きな味方となってくれるのか……

先週11月29日の第40回ジャパンカップでは、女王・アーモンドアイが9つ目のGⅠを制覇。競馬ファンは3冠馬3頭の激突に酔いしれ、ドリームマッチの売得金は対前年比147・5%の272億7433万4600円に達した。

ただ配当は複勝とワイド以外すべて1番人気という銀行レース。穴党ファンは「夢の大一番の観戦料と思えば安いもんだ」と強がるしかなかったが、すでに「荒れる師走競馬で帯封」と気持ちを切り替えていることだろう。

「万馬券を狙い撃ちするなら3キロ減量騎手に注目でしょう。今年は年間15勝以上(11月29日時点)している東西57人の騎手の中で減量騎手は9人いるが、3キロ減は今年デビューのルーキー・泉谷楓真と秋山稔樹の2人だけ。馬場が荒れて来る師走競馬は減量効果も目立ってくる」(スポーツ紙デスク)

美浦担当の競馬専門紙記者からも、

「今年3月デビューのルーキー4人の中で唯一、函館に滞在して調教に騎乗し競馬に参戦した秋山騎手は楽しみ。騎手の中では函館に一番乗りし、開幕週に7番人気のナイトコマンダーで3勝目を挙げるや、フル参戦して8勝。ベテランの岩田康誠騎手からのアドバイスが生きていた。秋山は『毎週、LINEをくれるんですよ』と、うれしそうに好調の理由を明かしていた」

平日の調教は毎朝5時半から始まり、4時間ほどの調教で8頭以上に乗って顔を売り、一気に躍進した。

「依頼慣れしてなかった秋山が危なくダブルブッキングしそうになり、所属先の蛯名調教師が慌ててエージェント(騎乗依頼仲介者)探しをしたほど。田中勝春騎手や丸田恭介騎手を担当する町田TMが快諾したことも大きかったね。秋山騎手はお調子者だけど、運が強いし、かわいがられるタイプだな。技術調教師の四位さんからも『慣れたか?』と声をかけられて、アドバイスまでもらっていたよ」(美浦のベテラン厩務員)

夏の北海道では4週連続勝利するなど、リーディング争いにも顔を出した。

「勝負強さを見せつけたのが8月29日の札幌7Rでした。未勝利のヒナノコバンが競走馬としての生き残りをかけて1勝クラスに格上挑戦。秋山はスタートを決めて先行し4角から絶妙なタイミングで抜け出し押し切った。13番人気と後続が油断した感は否めないが、勝ち切らないとならないレースだけに関係者の喜びもひとしおでした」(前出・専門紙記者)

秋のGⅠシリーズの裏開催でも運の強さを示した。10月31日の福島12R「三陸特別」、ケイツーキナとのコンビで特別戦の初勝利を上げた。

「2週前の新潟で11番人気ながら逃げて勝利に導き、この日も10番人気でした。ゴール前は大接戦で同着。うれしさからか、『ボク、もう減量いらないですね~』と、はしゃいでしまって、厩舎スタッフから『調子に乗るんじゃねえよ!』とたしなめられていた(笑)」(前出・専門紙記者)

すでに16勝(12月5日現在)を挙げた秋山。だが19歳の身だけに、課題は多いようだ。

「取材も増えて自信を深めて来ているが、騎乗技術はまだまだだね。夏の頃の調教では、単走だと指示通りのタイムで追えなかった。スタッフも併せ馬で丁寧に教えていたけど、うまくできず、直立不動でアドバイスを聞いていた。秋山がすぐに涙をためるものだから、教える側も戸惑ってたな」(前出・厩務員)

ただレースで最後までしっかりと追い続ける姿勢は評価されているそうで、

「小さいときに両親が有馬記念で馬券を的中させて豪華な食事をしたことが心に残っていて、馬券を握り締めるファンに対して少しでも貢献したいし、負けても納得してもらえるような騎乗を心がけている。そんなひたむきさが、周囲からかわいがられる理由の1つですね」(前出・スポーツ紙デスク)

12月6日も6レースに騎乗予定の秋山騎手。裏開催の中京で穴党を歓喜させてくれそう。

  • 写真アフロ

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