25歳の男性を殺害容疑…55歳女性の「衝撃の自撮り写真」 | FRIDAYデジタル

25歳の男性を殺害容疑…55歳女性の「衝撃の自撮り写真」

小林久美子容疑者は19歳の少年とともに同居男性(25)に食事を与えず体重は30kg台に……

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小林容疑者は「福田あいり」という偽名を使ってマッチングアプリに登録していた。年齢も30代だと偽り、複数の男性と出会っていたという
小林容疑者は「福田あいり」という偽名を使ってマッチングアプリに登録していた。年齢も30代だと偽り、複数の男性と出会っていたという

無造作に伸びた金髪は、傷(いた)んで根元から広がっている。目元にはつけまつげが付けられ、目の周りはアイラインで真っ黒に塗りつぶされている。この自撮り写真に写っている女性は、11月25日に殺人容疑で逮捕された小林久美子容疑者(55)。これは、彼女が出会い系のマッチングアプリに登録していた写真なのだ。

11月27日、当時25歳だった男性を殺害したとして、大津地検に送検された小林容疑者。金髪をベースに、髪の一部をピンク色に染めていた 写真:共同通信社
11月27日、当時25歳だった男性を殺害したとして、大津地検に送検された小林容疑者。金髪をベースに、髪の一部をピンク色に染めていた 写真:共同通信社

小林容疑者は’19年10月、19歳の少年とともに、同居していた岡田達也さん(当時25歳)を暴行、十分な食事を与えずに死亡させたと見られている。

「岡田さんの身長は174㎝で、死亡時の体重は30㎏台でした。小林容疑者と岡田さんが滋賀県内で同居を始めたのは’18年10月頃。当初は作業員として働き、給料を小林容疑者に渡していた岡田さんでしたが、’19年春頃に仕事を辞めたところ、生活費を入れないことを理由に小林容疑者や少年から暴力を受けるようになったのです。さらに小林容疑者らは岡田さんを殴りながら岡田さんの兄に電話をかけ、悲鳴を聞かせて金銭を要求していたといいます」(全国紙社会部記者)

滋賀県在住のA氏は、「小林容疑者と岡田さんとの出会いのきっかけはマッチングアプリだったのではないか」と語る。A氏の知人は、’18年半ばまで小林容疑者と交際していた。

「私の知人が小林と出会ったのもマッチングアプリだったんです。小林はアプリを使って滋賀県中で男漁(あさ)りをしていて、『福田あいり』という偽名を使っていました。年齢も30代だと詐称していましたが、見た目から50代なのはバレバレでした。共犯で逮捕された少年とは当時から同居しており、彼は『息子だ』と名乗っていたそうです」(A氏)

A氏の知人と小林容疑者が破局したのは、息子を名乗るその少年が原因だった。

「ある日、少年が仲間と一緒に乗っていた車で事故を起こし、死者を出したことがありました。それについて知人が少年を責めたところ、少年と小林が逆ギレ。怒りが収まらない二人と知人との関係は悪化し、結果、小林容疑者と別れることになったんです」(A氏)

幸い、暴行事件に発展することはなかったが、この頃から小林容疑者は残忍さの片鱗(へんりん)を見せていたようだ。

近所の住民からも、小林容疑者に対するクレームは絶えなかったという。事件現場となったアパートの家主はこう語る。

「ウチのアパートを契約したのは平成27年です。仲介業者が入っているので直接会ったことはありませんが、共犯の少年が乗っていたバイクの騒音について、何度か他の住民の方からクレームを受けています。また、小林容疑者はゴミをゴミ捨て場に捨てずに部屋の前に溜(た)めていくので、営業担当者から何度か電話をしています。注意すると、愛想よく『片づけます』と言って対応するんです。でも、しばらく経つとまたゴミが溜まっている……その繰り返しでした」

なぜ小林容疑者は男性を死に至らしめたのか。その動機についてはまだ明らかになっていない。真相の解明が待たれる。

事件現場となった家屋。外にゴミが置かれているところが小林容疑者の部屋。ここに被害者も同居していた
事件現場となった家屋。外にゴミが置かれているところが小林容疑者の部屋。ここに被害者も同居していた
小林容疑者の部屋の前にはゴミが山のように捨てられ、しばしば注意を受けていたという
小林容疑者の部屋の前にはゴミが山のように捨てられ、しばしば注意を受けていたという

『FRIDAY』2020年12月18日号より

  • 写真共同通信社(2枚目)
  • 撮影加藤 慶(3・4枚目)

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