ハリー・ポッターのスポーツ「クィディッチ」の名門チームに密着

世界40ヵ国でプレーされ、アメリカやイギリスでは各大学にチームがあるほどの人気ぶり

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’18年に発足した『東京ペンギンズ』。社会人7割、学生3割で構成されており、毎週日曜日に練習に励んでいる

『ハリー・ポッター』に登場する、箒(ほうき)に乗って行うスポーツ「クィディッチ」。架空の競技かと思いきや、現実世界でプレーを楽しんでいる集団を発見した。

「もはや箒は身体の一部! この棒に跨(またが)っていないと不安になるくらいです」

そう語るのは、クィディッチチーム『東京ペンギンズ』のメンバーだ。クィディッチは、ハンドボールとドッジボールを混合したようなスポーツ。ゴールにシュートする得点用のボールと、敵の身体にぶつけてプレーを妨害するためのボールがあわせて4つあり、絶えずフィールド内を飛び交っている。箒の代わりになるのは細長いパイプ。常にパイプを股に挟んで疾走する様子は少しシュールだが、本人たちの表情は至って真剣だ。

それもそのはず、『東京ペンギンズ』は、全日本選手権で3年連続優勝、アジア大会でも2位に輝き、日本代表を12人も輩出している、名門チームなのだ。

大学生の松尾怜奈さん(22)は『ハリポタ』を読んだことは一度もないが、競技ならではのルールに魅了されたという。

「男女混合スポーツなので、女子でも男子相手にタックルできます。いつか男子にぶつかって、倒してみたいです!」

アメリカを中心に、ヨーロッパやブラジル、ベトナムなどでも人気のクィディッチ。国境を越えてプレーできることもモチベーションにつながっているようだ。

「サッカーや野球で日本代表になるのは難しいですが、クィディッチはみんなゼロから始めるスポーツ。大人になってから海外選手と共に戦えて、感激しています」(内藤建人さん・24)

アジアナンバーワン、そして世界制覇を目指して、選手たちは今日も〝箒〟で飛び回っている。

ボールを3つの輪の中に入れてポイントを得る。棒に跨っているので、シュートに使えるのは片手のみ
本誌未掲載カット ハリー・ポッターに登場するスポーツ「クィディッチ」の名門チーム『東京ペンギンズ』に密着
本誌未掲載カット ハリー・ポッターに登場するスポーツ「クィディッチ」の名門チーム『東京ペンギンズ』に密着

『FRIDAY』2020年12月18日号より

  • 撮影濱﨑慎治

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