人気の占い師・シウマが説く「幸運を呼ぶ2021年の過ごし方」
2020年に大ブレイクした占い師・シウマが2021年を占う!
人気番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系・毎週水曜22時〜)に出演中で、著書『琉球風水志シウマが教える身の回りをパワースポットに変える「数字の魔法」』(講談社)が続々重版されている琉球風水志のシウマ氏。琉球風水、九星気学、数意学などを用いて占うスペシャリストである。2020年に大ブレイクした人気占い師に、2021年はどのような1年になるのか聞いた。
「九星気学では、2021年は六白金星の年になります。九星気学とは、古代中国から伝わっている占いで、宇宙の気を9つのエネルギーを分類したものと、『木』、『火』、『土』、『金』、『水』の五行を組み合わせたものになります」
一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星、という9つだ。1年ごとにこの九星は順番に回っていく。2021年は六白金星にあたる年だというのだ。その特徴を知ることができれば、運気を知ることに繋がり、自己コントロールがしやすくなる。どのような活動をするのに適している時期なのかがわかれば、生活の指針にもなるのだ。
「さて、六白金星の年の特徴についてですが、自然のエネルギーに当てはめると『天』。目に見えない力の影響を大きく受けるので、困ったときの神頼みが効く年でもあります。コロナ禍において、混雑を避けるというのは大前提ですが、1月末までに地元の神社に初詣をすると運気高く過ごすことができます。また、目に見えない力を受けやすいということから、霊能者が出てきやすい傾向もあります。本物を騙った偽物も現れやすいので、違うと思ったらハマらないように注意してください。
自分自身で、相手を見極める冷静さが必要です。本当にその人は信用に足る人物なのか、自分で調べたり、周囲の評判を聞いたりして、怪しいものは自分ではねのけるという気持ちで、自分を常に正す姿勢でいることが大切です。スタンスとしては、半分信じて、半分信じないくらいの心の余裕が必要になります。
また、『ルールを守る』、『正義』、『王道』、『実力』、『権力』というのがキーワードになります。地道な努力が実を結ぶ、実力主義の年になると言えます。今年に蒔いた種が、2021年に芽を出すという運気も出ています。ただし、芽を出すだけで開花というわけではありません。来年、しっかり育てれば、2022年の結果に繋がります。コツコツと努力をつづける1年にしましょう。
六白金星の年は自然災害が起こりやすい傾向もあります。現に、阪神・淡路大震災の年は六白金星でした。水との相性がいい年でありますので、水害に備えたほうがよいかもしれません」
では、具体的にはどのように運気をあげていけばよいのか。運気を上げるキーワードを聞いた。
「2021年の総合運を上げる数字は、6、8、16、33。数意学では、6は神仏の加護、第六感という特徴があります。先ほど話した通り『天』のエネルギーを大きく受ける1年になっていますので、6という数字を意識すると効果が高まるでしょう。8は守りに強い数字。堅実で地に足をつけた数字です。
16はルールを守る、実力をつける、王道、などの性格がある数字。8と16はともに現実的主義的な数字なので、浮き足立ってしまいそうなところをカバーしてくれます。33はカリスマ性のある数字です。スマホの暗証番号の各桁の合計が33になるようにすると運気が上がります」
次はラッキーカラーについて。
「琉球風水の視点から、ホワイト、シルバー、グリーン、バイオレットを取り入れるとよいでしょう。ホワイトは何色にでも染まるフラットな色。柔軟な変化を受け入れる色です。シルバーはゴールドの意味と反対で、攻めではなく守り。見極めに強くなる色です。グリーンは心の安定を促す数字の8に近い意味合いがあります。バイオレットは感性に働く。目に見えない力を敏感にキャッチできるようになります。手帳など、年に一度変えるようなものに取り入れてみましょう」
ラッキーフードは。
「高級料理、高級食材、宮廷料理などが運気を上げてくれます。六白金星の『王道』、『実力』、『権力』という特徴に合わせたものをとると、エネルギーを吸収できます。安物買いで済ましてしまうと運気が流れやすいです。自分の生活レベルに合わせた範囲で少しだけ背伸びをしてみると運気を上げることができます」
ラッキーアイテムも教えてもらおう。
「お守り、万年筆、銀食器、竹細工、星型のイヤリングなど、天体系のアクセサリー、真珠がよいでしょう。お守りは『天』のエネルギーを得るという意味合いです。天体系のアクセサリーも同じ意味合いですね。万年筆は高級志向という観点から。六白金星は受け継がれている文化、歴史などとも相性がいいので、竹細工のような工芸品は合っています。また丸いものとも相性がいいということから真珠をあげさせてもらいました」
パワースポットについては。
「プラネタリウム。歴史的建造物や世界遺産。天文台。夜空が綺麗に見えるところ。由来がしっかりしている神社、仏閣などは六白金星の特徴にあっているので、運気を上げてくれます」
最後に運気を上げる行動について聞いてみた。
「日本舞踊などの古典芸能に親しむ。70年代ソングやフォークソングなどの懐メロを聴く、クラシック音楽を聴くなどをするとよいでしょう。いずれも歴史に触れるという姿勢が運気を上げるということです。なかなか取っつきにくいようでしたら、自分が懐かしいというものから聴き始めてみてもいいです」
2020年は新型コロナの影響により、我慢の1年となった。「まずは取り入れられることから気軽に始めてみてほしい」というシウマ氏のアドバイスを参考に、少しでも2021年が希望のある1年になればと思う。
著書に「数字の暗号」(
取材・文/山下悠介
構成・SUPER MIX