渡部建、実は「渡辺謙の成功謝罪会見」をマネした可能性
「グダグダ謝罪会見」は大炎上 年末の『ガキの使い』出演は白紙に
見ているほうがツラくなった『アンジャッシュ』渡部建(48)の謝罪会見。なぜ今さらやったかといえば、年末特番『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時間!』(日本テレビ系)に渡部がサプライズで出演するとスッパ抜かれたから。本人が「1週間前に決まった」と語った通り、直前まで公の場で謝罪する気はなかったのである。
「渡部の出演を報じたネット記事にはおびただしい数の怒りのコメントがついた。視聴者の怒り、スポンサーの焦りに怯えた日テレがゴリ押しで会見させた――私はそう聞いています。
謝罪会見でガス抜きできれば、『オレと渡部の共演は当分無いと思うよ〜』とオンエアに否定的なツイートをしていた松本人志(57)も納得してくれると考えたんでしょうが、会見後に収録した『ワイドナショー』で松本は『年末はお子様からお年寄りまで安心して見ることができる内容になってますので、是非ご覧ください』と話した。渡部の出演は白紙になったと見て間違いない」(キー局プロデューサー)
イメージは地に堕ち、復帰はさらに遠のいた――と考えるのは早計だ。芸能プロ幹部は「あの〝グダグダ会見〟は巧妙な復帰計画の第一歩」だと見ている。
「着席ではなく囲み形式。最前列に女性リポーターが陣取って、集中砲火を浴びせる――これとまったく同じ構図の会見、記憶にないですか? 名前もソックリな渡辺謙(61)です。女性レポーターによる〝公開リンチ〟に同情する声があがり、謙さんは大型のCM契約をゲットしました。今回も同じ現象が起きつつある」
『ガキの使い』の出演シーンカットにしても「さほどダメージはない」とバラエティ番組制作スタッフは言う。
「収録では事前に情報が漏れていたから、渡部が登場しても、さほど笑いは取れなかったそうです。これまでも『ガキの使い』特番ではウケなかったシーンはカットして特典DVDに入れたり、未公開スペシャルで放送したりしてきた。違約金を取られることもないでしょう」
復帰計画のキモは相方の児嶋一哉(48)だ。不在の渡部を叱咤&イジって笑いをとり、『半沢直樹』(TBS系)で名演技を見せて株を上げた。それでいて「何があっても俺は渡部の味方だ」と解散を否定し、関係者をホロリとさせている。
「『何年もネタを作っていない。舞台から出直す自信はない』と児嶋は言っている。復帰の場はテレビになるでしょう。モデルとなるのは事務所の後輩『アンタッチャブル』の復活劇。児嶋のYouTubeなどで渡部を小出しにして世間の反応を見ながら、バラエティ番組で涙のサプライズ共演です」(前出・芸能プロ幹部)
『アンタッチャブル』は10年かかった。渡部は、はたして――。




『FRIDAY』2020年12月25日号より
撮影:坂口靖子(1枚目、本誌未掲載カット) 島 颯太