年末年始「絶対に見逃してはいけない」スペシャルドラマ5選 | FRIDAYデジタル

年末年始「絶対に見逃してはいけない」スペシャルドラマ5選

豪華な俳優陣がそろったこの5本は必見!

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2020年は『半沢直樹』で活躍した香川照之。12月27日放送のスペシャルドラマ『当確師』では、絶対に当選させる「選挙コンサルタント」に扮する
2020年は『半沢直樹』で活躍した香川照之。12月27日放送のスペシャルドラマ『当確師』では、絶対に当選させる「選挙コンサルタント」に扮する

今年の年末年始は経験したことのない、静かな時間を過ごすことになりそうだ。ただ自宅にこもっているだけでは、気が滅入る。スカッとしない。そんな気分転換に一役買ってくれそうな、スペシャルドラマが各局で放送される。

毎年恒例の放送ではあるけれど、今年は映画クラスの豪華な俳優陣が揃っている。その5作品を紹介していきたい。

いろいろあった2020年末は二人の主役が睨みをきかせる

12月27日(日)21時放送の『当確師』(テレビ朝日系)に主演するのは、令和の絶好調男と推薦したい香川照之。今年の春は銀行役員だった彼が、今回は絶対に敗北させない選挙コンサルタントになる。依頼者には高額の費用を請求して、選挙にさまざまな根回しをしていく。想像するだけでまたあの強烈な演技が見られるのだろうと、期待がふくらんでくる。

香川照之といえば歌舞伎役者、俳優といくつもの顔で私たちの楽しませてくれている。バラエティ番組に出演しても面白い、コロナ禍の今年も子供服をプロデュースすれば爆売れと、この男、どこまで進撃をしていくのか。

そして12月28日(月)〜30日(水)と三夜連続で22時から放送の『岸辺露伴は動かない』(NHK総合)には高橋一生が主演する。人気作『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作の実写版とあって、情報解禁時にはSNSが騒然としたことを覚えている。今まで実現不可能と言われていた世界観が、どう広がるのか。私が確認した範囲のSNSの声は「高橋一生は裏切らない」だったので、結果をこの目で確かめたい。

ガッキー、キムタク、石原さとみ。人気キャストが新春を彩る

年が明けてもスペシャルドラマ旋風は止まらない。その先陣を切るのが新垣結衣主演、1月2日(土)21時放送の『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル‼︎』(TBS)。公式ホームページに画像がアップされるだけで、ファンがざわつくほど、期待のカウントダウンが始まっている。

雇用関係を結んで、同居していただけのはずだったみくりと平匡(星野源)。二人に本当の恋愛感情が芽生えて、結ばれたところで連続ドラマは終了した。あれから早くも4年間が経過した。今回は公式画像で匂わせられているベビー誕生かどうかが、物語のカギになりそう。

翌1月3日(日)4日(月)で21時から二夜連続放送『教場Ⅱ』(フジテレビ系)は木村拓哉が主演。警察学校で冷酷だと言われている教官・風間公親(木村)が、生徒がそれぞれに秘めている闇を次々と突いていく。個人的にはこの作品を一番楽しみにしている。

今年も同じ形態で放送されたけど、キムタクの白髪&義眼ビジュアル、それから生徒を追い詰めていくために張られた、数々の伏線。これが本当に怖くて正月から酒ではなく、サスペンスに酔った記憶がある。連続ドラマになってしまうと、さすがに刺激が強いので2時間スペシャルくらいの尺がちょうどいい……と思えるくらいの恐怖感だと見てほしい。

ただ1月4日(月)はどうしてもブルーレイレコーダーの出番が必要になる。20時からは、石原さとみ主演『人生最高の贈りもの』(テレビ東京系)が2時間枠で放送されているからだ。今年、数々の男性陣が仕事を休むことになった、電撃結婚を果たした石原が演じるのは、いろいろと彷彿させてしまう(?)妻役で、ホームドラマ。翻訳家・笹井亮介(寺尾聰)のもとに、遠く離れて暮らす一人娘のゆり子(石原)が突然戻ってくる。どこの家庭でもそうだけど、父と娘に大した会話もない。関係性も歳を重ねるごとに薄くなる。

その状況にありながらゆり子が戻ってきた理由は、自分に残された時間がわずかしかなかったから……。おそらく5作品のラインナップ中、唯一涙が溢れることになりそうだ。ちなみに、ゆり子の夫役は向井理。圧倒的“美”も夫婦の様子が気になるところ。

以上が静かな年末年始を賑やかにしてくれそうな、スペシャルドラマのラインナップ。さて、どこから録画予約をする?

  • 小林久乃

    エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター、撮影コーディネーターなど。エンタメやカルチャー分野に強く、ウエブや雑誌媒体にて連載記事を多数持つ。企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊を超え、中には15万部を超えるベストセラーも。静岡県浜松市出身、正々堂々の独身。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。

  • 写真ゲッティ/共同通信イメージズ

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