夜間600m尾行…自転車で女性を物色した「卑劣な路上わいせつ」

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マジメな勤務態度が評価され派遣から正社員に抜擢された冨士容疑者。自らの犯行で棒に振ってしまった(画像は一部加工しています)

帰宅途中の男はすれ違った女性に、ターゲットを定めた。乗っていた自転車を降りると、彼女を数百mにわたり尾行。周囲に人がいないことを確認し、背後から抱きつき胸を揉んだーー。

たいがいの女性は、夜道で後ろから来る足音に恐怖を感じた経験があるだろう。多くの場合は何事もなく済むのだろうが、犯罪にまきこまれてしまうケースもある。

帰宅途中の女性の後をつけ、わいせつな行為をしたとして12月16日までに警視庁に逮捕されたのは東京都板橋区の物流会社社員・冨士直輝容疑者(23)だ。

「冨士容疑者は10月に自転車で帰宅する途中、すれ違った30代女性が『自分の好みだった』ことから自転車を停めて徒歩で600mほど後をつけました。隙を見て女性に抱きつき胸に触るなどしましたが、女性が大声をあげて抵抗したため逃走したようです」(全国紙社会部記者)

防犯カメラの映像などから、警察は冨士容疑者を逮捕。冨士容疑者は「やったことに間違いありません」と犯行を認めている。板橋区近辺では同様の手口による被害がいくつも報告されており、警察は余罪があると見て追及するという。

正社員に抜擢されたのに……

冨士容疑者の仕事ぶりについて、昔同じ職場にいたという人物は次のように語る。

「内気で人とあまり接触しない人でした。仕事は一人で黙々とこなすタイプ。仕事では力になってもらっていたので残念です」

元神奈川県警の刑事で、犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が語る。

「今回の犯人は、自転車に乗って女性を物色していたんだと思います。女性に対し『好みだった』と供述しているようですが、被害にあった他の方と共通点があるのでしょう。犯人が好む髪型や体型などです。おそらく最初は、自転車ですれ違いざまに胸を触るぐらいの犯行だったはずです。しかし欲望がどんどんエスカレートし、今回のように強制的な行為に及んだと考えられます。

帰宅途中の女性は、コンビニで買い物をするさいは気をつけてください。理由は二つあります。一つは帰り際に寄るコンビニは、自宅の最寄りになるでしょう。『私の家は近くにあります』とアピールしているようなものですから。

二つ目は、買い物の中身によって素性がある程度わかってしまうこと。弁当一つを買ったら、おそらく独身の人だと推測されます。また通常の荷物の他に買い物袋を持ってコンビニを出るため、両手がふさがってしまう。犯人にとって、犯行に及びやすい状況になるんです」

もちろん女性がそんなことを気にしないでいい社会が理想だが、現実をみれば、そうした犯罪行為に及ぶ者がいるのも事実。冨士容疑者は現在の職場に来た当時は派遣として雇われていたが、真面目な仕事ぶりが評価されてか正社員に抜擢されたようだ。しかし、コツコツ努力して築いた地位も出来心ですべて失うこととなってしまった。

  • 撮影蓮尾真司

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