活動休止直前の『嵐』が見せた貴重な「生私服姿」
胸元が大きく開いた黒いインナーに個性豊かな上着
性格も得意分野も異なる5人。私服にも、それぞれの個性が表れていた。
12月上旬、『嵐』のメンバーは東京・品川で行われたイベントに出演していた。終了後、会場を出て車に乗り込む5人。イベント中に着ていた衣装のスーツから、私服に着替えている。
「『嵐』の中でもっともオシャレと言われているのが大野智(40)です。本人は服に興味がないようですが、生まれ持った芸術センスで趣味の良い着こなしをします。反対に一番センスがないのは櫻井翔(38)。彼は迷彩柄が好きなのですが、迷彩柄にストライプを合わせるなどチャレンジングな服装をします。過去の冠番組『ひみつの嵐ちゃん!』(TBS系)の人気企画『マネキンファイブ』でも、櫻井のコーディネートは度々、人気最下位になっていました」(テレビ局関係者)
それでは、今回のコーディネートをベテランスタイリストに見てもらおう。
「一番のオシャレさんは、相葉雅紀さん(37)ですね。黒の上着もカーキ色のチノパンも似合っていて、リュックもマッチしています。大野さんは『モンクレール』の王道ダウン。コンサバスタイルで綺麗にまとまっています。松本潤さん(37)は襟高のダウンにグレーのパンツの組み合わせがさすが。モードでクールな着こなしが似合っています。
二宮和也さん(37)の真っ黒なスタイルは、168㎝という背の低さをカバーして大人なラインに仕上がっていますね。最後に櫻井さんですが、黄土色のジャケットはアメカジ風で普段の彼のイメージと違いますね。カジュアル志向なんでしょうか……?」
なんと、一番ハイセンスなのは大野ではなく相葉だという。櫻井のファッションにはやはり違和感があるようだが、歌やダンス、キャスター業まで完璧にこなす彼には少しくらい苦手分野があるのがちょうど良いのかもしれない。
そんな個性豊かな『嵐』の面々だが、5人全員が揃った姿を見られるのは、残りわずか2週間だ。
「12月31日で活動を休止する彼らは最後まで大忙し。31日にはオンラインで生配信予定のラストライブや、『第71回NHK紅白歌合戦』が控えています。フジテレビで生放送される『ジャニーズカウントダウン』に出演するサプライズもあるかもしれません」(芸能プロ関係者)
21年もの間、国民的アイドルとして走り続けてきた『嵐』。最後もファンの期待を裏切らないドラマチックな幕引きを見せてくれるに違いない。






『FRIDAY』2021年1月1日号より
撮影:蓮尾真司(1枚目、未掲載カット)