王会長もとばっちり?菅首相会食に見る政治家が会合を辞めないワケ | FRIDAYデジタル

王会長もとばっちり?菅首相会食に見る政治家が会合を辞めないワケ

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コロナ禍での会食が批判された菅総理。どんな感染症対策を見せてくれるのか… 写真:アフロ

「皆さんこんにちは。ガースーです」

ニコニコ生放送の冒頭でこう発言し、失笑と顰蹙を買った菅義偉総理大臣が、今度は国民の怒りを買ってしまった。

「GoToトラベル」の全国一斉停止を発表した直後の12月14日に、菅首相が自民党の二階俊博幹事長らと会食していたことが発覚。政府が国民に対し、大人数での会食を控えるよう呼びかけていた中での会食だけに、批判が噴出したのは当然のことだ。

参加者は菅首相、二階幹事長のほかに、プロ野球ソフトバンクの王貞治球団会長、杉良太郎、みのもんた、林幹雄幹事長代理、元宿仁・自民党事務総長、政治評論家の森田実氏の計8人。全員高齢で平均年齢は77.6歳だ。

年齢的に新型コロナに感染したら、重症化する可能性が高い人たちだ。しかも、森田氏が語ったところによれば、政府が勧める「マスク会食」は実施していなかったという。

これには芸能人からも非難の声が上がった。

16日に放送された『グッとラック!』(TBS系)に出演したお笑いコンビ『NON STYLE』の井上裕介は、

「これを国のトップにやられちゃうと、我々からしたらご飯を食べに行った時に『いや、菅さんがやってたからええやん!』っていう人が絶対に出てくるじゃないですか」

と語っている。

会食を終えて店を出てきたとき、記者の取材を受けた杉は、この会合が忘年会であると明言していた。国民には忘年会を自粛するように促しておいて、自分たちは楽しんでいることや、生活が困窮して満足な食事ができない人も大勢いる中で、コースで1人3万円という高級ステーキ店で会食ということにも怒り心頭の人たちは多いだろう。

「定期的にではないのですが、二階氏を中心に菅総理を除くメンバーで20年前からたびたび開かれている会です。今回は忘年会で、1か月ほど前に決まったみたいです」(全国紙記者)

決まっていたこととはいえ、新型コロナが猛威を振るっているときに決行するとは…。しかも高齢のメンバーで。ある意味勇気ある人たちだが、なぜそこにメンバーではない菅氏が呼ばれたのか。

「GoToトラベルを一時中止するにあたって、二階さんにちゃんと根回しができていなかったと聞きました。二階さんが面白いワケがなく、忘年会にかこつけて、呼びつけたというところでしょうか」(同・全国紙記者)

非難の声が多数上がったことを受け菅氏は、16日に官邸で取材に応じ

「国民の誤解を招くという意味においては、真摯に反省している」

と述べた。だが、 この“誤解”発言が火に油を注ぐ結果に。ネットでは、

《誤解って何?国民は誰も誤解していないから》
《誤解という意味においては、って自分の行動を反省しているんじゃないの?》

と非難轟々。その上、菅氏は二階氏らと合流する前に、ホテルニューオータニで青木拡憲AOKIホールディングス会長、出雲充ユーグレナ社長らと懇談。翌日は東京・赤坂のイタリアンで自民党の秋本真利議員らと会食するなど、政府が国民に自粛するよう呼びかけた多人数での会合、食事を連日実践している。なにおか言わんやだ。

しかし割を食ったのはステーキ会食に招待された著名人たちだ。菅氏同様に非難の嵐にさらされている。特に王さんに対しネットでは

《ガッカリした。球団を超えて多くのファンがいるのに、こんな時期に政治家と会食とは》
《王さんは常識人だと思っていた。失望しました》

など厳しい意見が飛び出している。一方で擁護する声もあるが、

「王さんは二階さんとは30年来の付き合いだと言いますし、総理が来るからと言われたらなかなか断りにくいでしょう。逆に菅さんも、王さんも来るからと誘われた可能性がありますね。お互いにダシに使われたのかも。ですが今の状況を考慮したら、また自身の身体を守るためにも断るべきでしたね」(キー局政治部記者)

出席するべきではなかったという点で意見は一致する。王さんは過去に大病を患ったことがある。現在体調に問題はないとしても不安は付きまとうのではないか。

また、みのさんは先月『パーキンソン病』であることを公表したばかり。前出の「ノンスタ」井上が、

「怖くないんですかね。これに参加した方々は」

と語っていたが、彼らに恐怖感や危機感はないのだろうか。

「二階さんはもちろん、友人たちも最高の医療を受けることができるのでしょう。罹ってもすぐ治してもらえる自信があるんです。トランプ大統領と同じですよ。だから政治の中枢にいる人たちは新型コロナに対する危機感が薄い」(前出・キー局政治部記者)

この期に及んで政治家の会合がなくならない理由の1つは、そんなところあるのかも…。

  • 佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • 写真つのだよしお/アフロ

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