角川博デビュー45周年ショーで見せた新沼謙治、山川豊との友情 | FRIDAYデジタル

角川博デビュー45周年ショーで見せた新沼謙治、山川豊との友情

芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉞

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角川(中)のランチショーに駆け付けた新沼謙治(左)と山川豊(右)

《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”㉞》

通常であれば、この時期は全国のホテルなどで数多くの歌手の、豪華で派手なディナーショーなどが開かれるはずだった。だが、今年は新型コロナウィルスの蔓延で“3密”を避ける要請が政府から出たため、歌手にとっても辛い年の瀬となってしまった。

失礼ながら「演歌応援団長」を自認している私にとっても、悲しいもの。そんな中で、12月22日に都内にあるホテル雅叙園東京で「デビュー45周年」のランチショーを開いたのが角川博さんだ。

「コロナが蔓延するようになった今年4月から、40人以上の集まりにゲストで呼ばれたことはありましたが、自分の事務所の企画でファンの方に来ていただいたのは今回が初めてです。10曲以上も歌うようなステージが無いから“一人カラオケ”で練習していましたよ」

と笑っていたが、歌手が営業できないのは気の毒な話だ。

「最初は、大きな会場でと思っていたんですが、コロナで大勢の欠席者が出て中止にしようかと。しかし、長年のファン方たちから『角川さんの歌で元気をもらっている私たちのためにも開いてください』と言う声も寄せられ、家内(さおり夫人)とも相談して開くことに決めました」(角川)

というショーは、ファンを十分に満足させていた。

新曲「雨の香林坊」をはじめ16曲を披露。コンサートでも歌ったことがないという吉幾三さんの「海峡」や、山口百恵さんの「いい日旅立ち」、中島みゆきさんの「糸」なども歌った。

サプライズでは、二人のゲストが駆け付けた。

「おもいで岬」で角川さんよりデビューが2か月早かった新沼謙治さんと、「アメリカ橋」の山川豊さん。3人そろってテレビやラジオでは言えないような裏話が続き、予定時間を大幅に延長することに。でも、ファンにとっては大きな喜びだよね。まるでコントだったもん。

「やっぱりショーはいいですよね。仲間と本音で話して、それでファンの皆さんに喜んでもらえる」(角川)

と、ファンとゲストに感謝していた角川さん。そんな彼をショーでは裏方として支えていたのが角川事務所に所属する俳優の川合智己くんだ。

俳優ながら角川の事務所に入った川合智己。中村芝翫主演『十三人の刺客』(NHK-BS)にも出演した

夫妻が行きつけの沖縄料理店でアルバイトをしながら役者を目指していた河合くんを角川さんがスカウト。ステージでは、2代目市川團十郎さんが享保3年に初演で演じた歌舞伎十八番の一つ「外郎売」を披露。これは難しい。

早口と滑舌が良くないと、とても演じられない。それを見事に演じた川合くん。その後続ける人は少なかったが、12代目團十郎さん(現・海老蔵さんの父)が復活させて、歌舞伎役者や俳優、アナウンサーが、隠れて稽古しているという話をよく聞く。それくらい、しゃべる人にとって難しいのが「外郎売」の長台詞なんだよね。

「僕が開いた僕のショーで感染者が出たら大変。ホテル側にも万全の注意をお願いしました。これから2週間何もないことを願っています」(角川)

歌手にとってのファンサービスは重大だけど、感染を広げないということも大事。しかし、ファンにとっては待ちぼうけを食らっていたコンサートは、コロナ禍でふさぎ込む生活の中で希望の光になったことは間違いないだろう――。

新曲「雨の香林坊」をアコースティックギターの伴奏で熱唱するという新しい試みを披露
今年11月、都内のカラオケボックスで「ひとりカラオケ」をする角川を捕らえた貴重な1枚
  • 取材・文石川敏男(芸能レポーター)

    ‘46年生まれ、東京都出身。松竹宣伝部→女性誌記者→芸能レポーターという異色の経歴の持ち主。『ザ・ワイド』『情報ライブ ミヤネ屋』(ともに日本テレビ系)などで活躍後、現在は『めんたいワイド』(福岡放送)、『す・またん』(読売テレビ)、ラジオは福井放送、ラジオ関西、レインボータウンFMにレギュラー出演中

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