愛犬のオシッコは水で流すのが正しいの? 原田龍二が尋ねてみた | FRIDAYデジタル

愛犬のオシッコは水で流すのが正しいの? 原田龍二が尋ねてみた

ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.025

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原田龍二(撮影:加藤岳)

11月のとある日、小泉進次郎大臣とその妻・滝川クリステルが子どもを抱っこしながら愛犬を連れディナーに出かけた様子をFRIDAYが激写。

SPを引き連れてのプライベートディナーを撮影したものだったが、環境大臣である夫と、愛犬家であり、動物の保護活動を行う妻という立場にある二人でありながら、3度にも及ぶ愛犬のオシッコの処理をせずに立ち去ったというマナーに対し、多くの批判の声が上がった。

さて、お散歩途中の犬のオシッコをそのままにしておくのは本当にマナー違反なのだろうか? 知ってるようで意外に知らないポイントだ。世の中の不思議に迫るといえばこの人、原田龍二が自身のYouTubeチャンネル「原田龍二の湯~チューブ!」で共演して以来、親交のあるケアーンテリアの“龍くん”をお散歩がてら、愛犬の生理現象マナーについて「マイロ・ドッグスクール」の田野裕子先生に尋ねに行った。

原田龍二と龍くん(撮影:加藤岳)

原田「僕は小さい時からずっと犬と一緒に過ごしてきたのですが、昔と違って最近は犬の育て方も変わってきたような気がします。例えば僕が小さい頃は庭で番犬として飼っている人が多かったと思いますし、犬のオシッコにもいちいち水をかけていなかったような気がします。そもそも生理現象ですし、外でするなというのはなかなか難しいと思うのですが?」

田野「確かに仕方ないところはあります。ただ、お散歩に行く前にトイレを済ませることはできるんですよ。犬の学校では、合図をするとオシッコをするように促すしつけをしています。そうすることで、お散歩の前に合図を出してあげればお家でトイレを済ませることができるんです」

原田「そうなんですね! 僕はてっきりトイレを済ませるために散歩に行くものだと思っていました」

田野「そう考えていらっしゃる飼い主さんは少なくありません。だから犬も“外でトイレをするもの”と覚えてしまって、逆にお家でトイレを我慢する子もいるんです。でも、外のオシッコは、本当にオシッコをしたい場合と、マーキングの場合の2種類あります。お散歩をしていると他の犬の臭いがするので、マーキングをします。その場合は生理現象のオシッコと比較すると本当に少量です。ただ、少量とはいえ臭いや汚れのもとになるので、お水をしっかりかけることが大切です」

原田「犬を飼っている人からすると“仕方ない”と思えることも、飼っていない人からすれば“人の家の前でするなんてひどい!”と考えるのが当たり前ですよね。ただ、電柱や壁に犬がマーキングするのを防ぐことはできるんでしょうか?」

田野「そもそもマーキングって、人間でいう名刺みたいなものなんです。“僕はこういうものです”という情報がオシッコの中に入っているので、犬同士それを臭って“この辺にはどんなお友達がいるのかな? 自分も自己紹介しておこう!”とマーキングをするんです。これを防ぐためには道路の端や壁際に寄ってお散歩しないようにするのが効果的です。住んでいる場所の交通の状況にもよりますが、なるべく道の真ん中を歩くことで、よそのお家の電柱でオシッコをする回数が随分減るはずです」

原田龍二と龍くんを出迎えてくれる田野先生(撮影:加藤岳)

原田「犬が賢いのは分かりましたが、本当は犬以上に飼い主が賢くなければいけないんですね。どんな場合でもオシッコをしたのにお水をかけないというのはやっぱりよろしくないですよね」

田野「そうですね。お散歩をする場合には排泄物を洗い流すためのお水、ちり紙、袋は必ず持って出てください。そしてオシッコは臭いと汚れが流れる程度にたっぷり水をかける、糞は必ず拾って袋に入れて、自宅に持ち帰ってから捨ててください」

原田「ちなみに犬の糞を家のトイレで流すのは問題ないのですか?」

田野「犬のそれは人間のものと比較して水に溶けにくいので、トイレをつまらせる可能性があるんです。ですから、基本的には燃えるゴミとして焼却処分をしてください。ちなみにお散歩中にスコップを持っている人を見かけませんか?」

原田「あぁ、よく見かけますね」

田野「たまにあのスコップを使って糞を土に埋めている人を見かけますが、あれは絶対にやめてください。埋められたものの臭いを嗅ぎつけて他の犬が近寄ってくるのですが、乾燥していると、その中の菌が飛び散り、臭いを嗅いだ犬が菌を体内に取り込んでしまい病気になることがあるんです」

原田「菌といえば、今年はコロナウイルスの影響で自宅にいる時間が増えたため、ペットを購入した人が増えたとニュースで聞きました。一方で最後まで面倒を見ることができず保護センターに連れてこられるペットがいたとも聞いています。トイレやしつけもそうですが、しっかりとした知識と覚悟、それから家族として迎え入れるからには養えるだけのお金があるのか改めて考えてから迎え入れてあげて欲しいですよね」

田野「本当にそうだと思います。それからペットショップに行く前に、動物保護団体から譲り受けるという方法もあることをぜひ思い出してください」

原田龍二の質問に答える田野先生(撮影:加藤岳)

原田「僕は以前テレビ番組の企画で、アメリカのペットシッターの仕事をさせてもらいました。その時に面倒を見ていた犬はやはりシェルターから迎え入れてきた子でした。シェルターから来たばかりの時は僕と目も合わせないし、近寄ることもありませんでしたが、最終的にお互い信頼を深めて一緒のベッドに寝られるようになりました。でも、なかなか人間に懐こうとしない姿を見ると、随分と人間から酷い目に合わされてきたんだろうなと感じました。シェルターにいるということは、悲しい過去を持っている可能性がありますよね? そういう動物たちを家族に迎え入れるからこそ、より一層愛情を注いで欲しいですね」

田野「人間だって、優しく愛情をかけて育て、最後、歳をとれば介護をして、シモの世話もしますよね。それにご近所付き合いもスムーズにするために、お互い気を遣って暮らしますよね? ペットも一緒です。最後まで大事に育てるのはもちろん、ペットたちの親として恥ずかしくないように、飼い主である私たちがマナーを守ることが大切です」

原田龍二と田野先生と龍くん(撮影:加藤岳)

↑原田龍二と龍くんが共演した動画はコチラ↑

●原田龍二(はらだりゅうじ)
1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍。一方で芸能界きってのミステリー好きとして認識されており、近著に世界中のUMA(未確認動物)を紹介する『ミステリーチェイサー原田龍二の謎のいきものUMA大図鑑』がある。現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務める。現在、YouTubeチャンネル「原田龍二の湯~チューブ!」を配信中!

取材日にドッグスクールに来ていたメルちゃん(左)。龍くんとも仲良く遊んでいた(撮影:加藤岳)

撮影:加藤岳
取材・文:知野美紀子
構成:SUPER MIX

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